はじめてのスリランカ ツーリストカーで世界遺産とサファリを満喫する旅 Part4

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キャンディの町 スリランカ

こんにちは、にこです。

はじめてのスリランカ旅行、パート4、最終回です。

この旅行記では以下の場所に訪問したので、記録として残しました。参考になると嬉しいです。

  • 古都キャンディ
  • 象の孤児院
  • コロンボ観光

あっという間にスリランカ最終日。

深夜便までの時間がたっぷりあって、終日キャンディからコロンボへ移動しながら観光をしてまわりました。

古都キャンディ

スリランカの第2の都市であるキャンディはシンハラ王朝時代、最後の都になった都市。

町全体が世界遺産として登録されいて、植民地時代に建設されたコロニアル建築もあり、なかなか面白い町でした。

ホテルで朝食を済ませ、最終日はキャンディの仏歯寺から観光スタート。

仏歯寺

この寺院は仏陀の歯が祀られている寺院で、1日3回の参拝が行われます。

そのタイミングで仏歯が納められている部屋の扉が開くのです。

参拝者でごった返す中、ガイドさんと寺院に入り見学をスタート。

ここも靴を預ける場所があり、裸足で寺院に入りました。

仏歯寺

仏陀の歯はインドからスリランカの王族夫婦によってここに運ばれたそうです。

その様子を表現したものが壁に飾られていました。

仏歯寺

夫人の結った髪の中に隠して運んだそうですよ。

参拝者で大行列になっている上に、参拝時間に合わせて扉が開くので観光客も押し寄せてくるので大混乱。

時間になると、スリランカ太鼓の音が鳴り響き、この扉が開かれます。

仏歯寺

参拝者は蓮の花やお供え物を持ってきて参拝。ここに仏歯がまつられているのですね。

ちなみに、毎年7月末~8月頃にキャンディでペラヘラ祭りが開催されます。

象の背中にこの仏歯を乗せて歩くパレードでたくさんの象がキャンディに集められるそうです。

きらびやかな装飾の象が町を練り歩くその様子はTVでしか見たことがないですが、象は大きいし、たくさんの象が練り歩く姿は圧巻だと思います。

ツアーでも「ペラヘラ祭り参加」と記載がある日程に申込みする人が多いようで、その日程はすぐに埋まってしまうそうです。

キャンディアン・マーケット散策

仏師寺の見学を終えた跡、キャンディアンマーケットをガイドさんと散策しました。

キャンディマーケット

エリアごとに分かれていて、洋服が売られているところ、野菜や果物が売られているところマーケットは活気に溢れていました。

ガイドさんが日本ではなかなか食べられないだろうとマンゴスチンを1つ買ってくれてその場で試食。うーん、すごく美味しい!

キャンディアンマーケット

バナナがぶら下げられて売ってるのは見たことがあるけど、マーケットではブドウも吊るされていました。

日本だとパックに入った状態で売られているので、吊るされているブドウも初めて見ました。

キャンディマーケット

ひとしきりマーケット散策をした後で、トゥクトゥク(別名スリーウィラー ほんとはThree wheel)で、車と一緒に待つドライバーさんのところへ戻りました。

ちょっと高めだけど150ルピーでガイドさんが交渉し、初めて乗りました。

紅茶工場見学

現地でリクエストした紅茶工場見学をガイドさんがこの日に予定を組んでくれました。

Kadugannawate a factoryという場所。

茶葉が紅茶になるまでの製造過程を順番に見て回り、この工場の紅茶を試飲することができるのです。

この日はラッキーでほとんど観光客もいなくて、私一人独占状態。工場内をゆっくり見学できました。

紅茶も吟味して、ゆっくりと買うことができました。

フレーバーティーもたくさん売っていて、コーヒーフレーバーの紅茶なんかも売ってました。

しかも、象が描かれた缶に入っていたので記念によいかも!

紅茶工場

紅茶は賞味期限が長いし、このショップで売られているのはパッケージされて1週間~2週間といったとってもフレッシュなものばかり。

やっぱり紅茶はスリランカを代表する産業なだけあってお土産にもぴったりです。

ピンナワラ象の孤児院

ピンナラワ象の孤児院

そもそもなぜ象の孤児院があるのか?と説明をしてくれました。

野生の象は群れで生活をしているのだが、子供の象が誤って穴にはまってしまったりして抜け出せなくなると、母親は自分で助けられないと放置して去ってしまうらしいです。

そうすると、そのまま放置された小象は死んでしまう。

こういった野生の象を重機などで引っ張り上げて助け出し、この孤児院で保護して育てていると聞きました。なので、象の孤児院なのですね。

ピンナラワ象の孤児院

象使いが合図を出して、水浴び場である川へ連れていくその光景が圧巻。普通の道を川へ向かって歩くのですよ。信じられない光景でした。

ピンナラワ象の孤児院

その様子を動画におさめていたのだけど、そばにあった草を食べに象がやってきてちょっと驚いてしまった。。

ちゃんと、みんな象使いのいうことを聞く、よい子ばかりでした。

コロンボ観光

コロンボに着いたのは夕方。コロンボの渋滞はひどかったので、車を降りて見学できるところは車を降りて見学しました。

コロンボ市庁舎:ホワイトハウスに似せて作ったらしい

市庁舎

独立記念広場:イギリスから独立した1948年2月4日に独立記念式典が行われた。

独立記念広場

ヒンズー教寺院:参拝者がいたので、外観だけ写真に納めました。

ヒンズー教寺院、コロンボ

ゴールフェースグリーン:地元民の憩いの場。カイトが人気の様子。空には怪しい雲。

ゴールフェースグリーン

屋台で、エビせんべい?も売っていた。

ゴールフェースグリーンの屋台

このあとスーパーでショッピングする時間を設けてくれて、ガイドさんがお土産におススメのものをチョイスしてくれた。

シンハラ文字パッケージのジンジャービスケット、ココナッツミルクパウダーやマカダミアナッツチョコなどスリランカらしいお土産をいろいろ買うことができました。

やっぱりスーパーって楽しいです!

スリランカ最後の食事は中華料理

ガイドさんが「夕食に中華はどう?さすがにカレーばかりで飽きたんじゃない?」と言ってくれて中華料理店に連れて行ってくれました。

久しぶりのお箸。味付けは全体的に濃いめで少し甘い感じもしたけど、総じて美味しかったです。

コロンボの中華料理店

青梗菜の炒め物を見て、ガイドさんが「この野菜は何?」と聞いてきたので「チンゲン菜」だと教えてあげたら、ローマ字でメモをしていました。

スリランカの旅、めちゃくちゃ楽しかった!

あっという間の4日間。もう帰国しなくてはならないなんて。。

毎回そうですが、楽しい時間は早く終わってしまうもの。

夜22:00に空港に到着し、空港でガイドさん、ドライバーさんと記念に写真を撮って、二人に4日間の感謝の気持ち「ありがとう」を意味するシンハラ語 「ස්තුතියි」(ストゥーティ)と書いた封筒にチップを入れて渡しました。

6日目:帰国便もバンコク経由で

スリランカを後にし、深夜便でバンコクに移動し早朝に到着。

観光してシャワーを浴びずに飛行機に乗ったので、バンコクのトランジット時間を使ってシャワーを浴びました。

マッサージ店でシャワーがある場所を行きにチェックしておいたので、さっそく向かいました。

Chang Foot Massage & Spaでシャワーだけ利用することができるのです。

シャワーを浴びてすっきり。ゆっくり身支度をして、スタバでコーヒーを飲み、ANA便に搭乗しました。

スリランカ旅行 まとめ

  • スリランカ=カレー、紅茶だけのイメージだったが、歴史深く、人の笑顔も素敵な国でした。
  • 随所に裸足で観光する寺院があるので、サンダル利用をおススメ。また足を軽くふくことができるようウェットティッシュを持っていくとよいです。
  • ミンネリア以外にもサファリ体験ができる国立公園がたくさんあります。今回、海の方は行かなかったけど、ホエールウォッチング、ドルフィンウォッチングができる場所もあるとガイドさんが教えてくれました。
  • 現地でアクティビティを追加する場合は、値段をよく聞いて高いなと思ったら交渉してみるのもありです。
  • スリランカはスパイス天国!唐辛子が好きな人は、マータレーのあたりで大量に入った唐辛子が売ってる屋台があちこちにあるので買ってみるとよいです。ガイドさんに買うかどうか聞かれたけど、あまりにも大量ですべて使えるとは思えなかったので遠慮しました。
  • 首都コロンボは大渋滞します。雑貨屋さんで買い物をしたいなら、先に連れてってもらうとよいかもしれないです。ガイドブックにも載っている「パラダイスロード」という店に行きたかったが、閉店していて買い物ができなかったです。
  • 短期間で観光するならば、やっぱりツーリストカーを利用することをおススメ。時間に余裕があって、公共交通機関(バスや電車)も躊躇することなく使える人は、安く上がるのでバスを使いこなすとよいかもしれない。
  • スリランカ人はとてもフレンドリー。今回、一人旅だったので夕食はホテルで食べたのだが、ウェイターが次から次へと話しかけてくるホテルがあった。あまりにも話したがるので、ゆっくりと食事がとれなかったなんていうハプニングもありました。

この4日間では行けなかった場所を求め8か月後に再びスリランカへ渡りました。

番外編? スリランカのお酒、“アラック”

日本ではコンビニやスーパーで気軽にアルコールが買えるのだが、ここスリランカは簡単に買うことができません。

鉄格子のカウンターがあって、そこでアルコールを買うのです。

女性がアルコールを飲むのはよくないとされていて、カウンターには男性が群がっていました。

買える時間も決まっており、満月のPoya Dayはアルコールを買うことはできないそうです。

人気なのはヤシのお酒、“アラック”で、ドライバーさんが買ってたのを見て、ガイドさんが「飲んでみる?」と買うのを付き合ってくれました。

小さなボトルで少しいいものを選んでくれました。

小さいボトルだったので300ルピーでした。水割りで飲むといいよと教えてもらい、甘いお酒だったけどなかなかおいしかったです。

紅茶で割ってもおいしそうだったので、最終日は紅茶を入れて、そこに少しアラックを入れて飲んでみた。いけるっ!

翌日、ガイドさんに話したら「えー??それ美味しいの?」と言われてしまった。

サイダーとかコーラで割っても美味しい。チャンスがあれば、試してみてください。

これではじめてのスリランカの旅行記はおしまいです。

2回目のスリランカ ネイチャー体験編につづきます。

2回目のスリランカ サファリ&ネイチャー体験(2017年5月)
こんにちは、にこです。2017年のGWを利用して、2回目となるスリランカ旅行に行ってきました。2回目のスリランカは、どちらかというとネイチャー体験をメインとし、ツーリストカーで様々なところを周ってきました。スリランカでのネイチャー体験を写真...

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

また、続編もぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。

執筆者:にこ(@TravelerSmiley