こんにちは、にこです。
2017年のGWを利用して、2回目となるスリランカ旅行に行ってきました。
2回目のスリランカは、どちらかというとネイチャー体験をメインとし、ツーリストカーで様々なところを周ってきました。
スリランカでのネイチャー体験を写真とともに紹介していきます。
スリランカ サファリ＆ネイチャー体験◆旅程◆
日程：2017年5月2日~5月9日
フライト：タイ航空（エコノミークラス）利用
- 往路：TG643 成田→バンコク TG307 バンコク→コロンボ
- 復路：TG308 コロンボ→バンコク TG676 バンコク→成田
ホテルは現地のツーリストに手配してもらい、宿泊（すべて朝食付き）
ガイド兼ドライバー（英語）、ツーリストカー代、SIMカード、水（１日２本）
これら混みで、USD1,135.00
- 05/02 – 05/03 – Rani Beach, Negombo
- 05/03 – 05/05 – Oak Ray Summer hill Breeze, Nuwara Eliya
- 05/05 – 05/07 – The Rain Tree, Thissamaharama
- 05/07 – 05/08 – White Villa, Ahungalla
- 05/08 – Drop at Airport
少し割高だったようにも感じましたが、出発までに1か月を切っていろいろ手配したので、まぁよしとしました。
アクティビティはすべて現地でガイドさんに手配しもらう形にし、食事代、チップ、お土産などすべて含めて合計260,000円くらいかかりました。
スリランカのネイチャー体験は田舎から始まる
到着日は深夜到着だったので、そのままネゴンボのホテルにチェックイン。
翌日、ドライバーさんと現地のツアー会社の人と合流し、USDキャッシュでホテル代とツーリストカーとガイド兼ドライバーさんの料金を支払いました。
ホテルはビーチのすぐそば。インド洋、お久しぶり！
さて、いよいよ出発！
途中、紅茶工場に立ち寄り、紅茶工場見学と紅茶の試飲、お土産用の紅茶を購入。
茶摘みしている人の写真をとると高額チップを請求されるので、ガイドさんが「今がチャンス、ここから撮れるよ」と教えてくれて、茶摘みしている人をパシャリ。
ランチをいただいた場所は絶景を楽しめるホテルのレストラン。眺めがよくて、ここすごく素敵だった！
食事もビュッフェスタイルで、スリランカ・カレーなどがならぶ。相変わらず美味しいスリランカ・カレー。
ツーリスト向けなのでそれほど辛くないし、とても美味しくいただけました。
ヌワラエリアでのんびり2泊する予定で、高台にあるとても眺めの良いホテルを予約してもらいました。
ガイドさんのおススメのホテルだと聞きました。
初日は町歩きをし、翌日は天気がよかったのだが、眺めの良いホテルでのんびりすごしました。
ティッサマハラーマ：スリランカの田舎風景を楽しめるエリア
ヌワラエリヤからEllaに向かい、途中Rawana Waterfall（滝）を見に行きました。
地元の人は水浴びしていて、とても気持ちよさそうな滝。
Ellaに到着し、しばしお茶休憩。
このティーサロンはとても素敵なところで、列車が走る様子も見ることができました。
ガイドさんに「Nine Arch Bridgeを見に行きたい」と言ったけど、通り過ぎてしまったので、今回は無理と言われてしまい断念。すごく残念でした。。
ヌワラエリヤは高原地域でとても涼しくて快適でしたが、ティッサマハラーマはまぁ暑い。田んぼが広がり、とってものどかな場所です。
ライスフィールドのグリーンにヤシの木があって、南国の田舎だなぁと改めて実感。
とっても素敵なエリアで、やっぱりスリランカは田舎がいい！
翌日にサファリを控えていたので、この日はガイドさんが予約してくれたアーユルベーダを受けて、ひたすらリラックス。
The Rain Tree Hotelはヤーラのサファリ拠点にオススメ
2日間お世話になった”The Rain Tree Hotel”はオーナーがドイツ人なのだとフロントの女性に聞きました。
食事も美味しかったし、スタッフの教育がとても行き届いていてとても気持良く滞在できました。
部屋はとても広くてキレイ、周辺はお散歩するのに最適で、とてもよいホテル。
ちょうどウェサックポヤに向けて、スタッフさんたちがランタンを作っていました。
できあがったランタンの写真を撮らせてもらいました。
毎年こうやってランタンを手作りしているのですね。ウェサックの時期にまた訪れてみたいです。
このランタンとてもキレイなんだろうなぁ。。
ヤーラ国立公園でサファリ体験
ホテルでの朝食をいただきました。サファリ体験にワクワクしながら美味しくいただきました。
デザートはフレッシュフルーツにヨーグルトも！
午前中は寺院に行き、ガイドさんとのんびり散策。
ここは仏教、ヒンズー教、イスラム教徒がお祈りをすることができる宗教聖地らしいです。
仏教徒のガイドさんと私は大きな仏塔へ向かった。
花売り場で小さい子供もお手伝いしていてかわいい。
ランチをホテルでいただきました。このサンドイッチがまたすごく美味しい！
食事の美味しいホテルは本当に嬉しくなります。
午後から予約してくれたジープがホテルまで迎えに来てくれました。
ガイドさんとジープに乗りこみ、ヤーラ国立公園でのサファリ体験へ向かいました。
ここではスリランカヒョウが見れるかもしれない。ワクワクして広大な国立公園内をジープがひた走ります。
途中、バッファロー、マダラシカの家族などに会えました。
小休止するため、海沿いの広場に車をとめて海を見に行きました。
ガイドさんが「ここは2004年12月にスマトラ沖地震で発生したインド洋大津波の被害にあった場所で、たくさんの犠牲者がでたところだ」と教えてくれました。
こんなに波はおだやかで、青い海がとてもきれいな場所だけど、自然の脅威に人間はなす術がなかったのです。。
ヤーラの動物は一頭も犠牲にならなかったけど、このホテルに滞在していたツーリストは犠牲になったと聞きました。
動物は何かを察して自力で逃げることができたけど、自然の怖さをまざまざと見せつけられた気分でした。
結局スリランカヒョウには会うことができなかったけど、ゾウにも会えたし、ピーコックにも会えたしよかったです。
とっても人懐っこいスリランカの人々
翌日はミリッサでホエールウォッチングの予約をしてくれました。
早朝4時起きで出発しないと7時の船に間に合わないとガイドさんに言われ、夜のうちに食事代の支払いを済ませました。
支払いが終わった後、女性のフロントスタッフの人と少し話をしました。
スリランカの人は人懐っこくて、おしゃべりするのが大好きだという印象。
この女性も同じでした。恋愛の悩み？みたいな話にまでなって、「婚約者がスウェーデンに住んでるけど、寒いから行きたくないんだ」って。
初対面の人にこんな話していいのかね？と思いつつ、彼女の話を聞いた。多分、私が外国人だったからだね。英語でしばらく会話を楽しんだ。
スリランカの女性も古い時代の日本の女性と似ているんだなぁと。。
“Women’s Power is strong!”と彼女が言っていたように、前向きな女性の力によって、スリランカはもっともっとこの先よい国になっていったらいいなぁ、としみじみ思ったのでした。
ネイチャー体験：ホエールウォッチング＠ミリッサ
早朝4時起きで4時半ごろホテルを出発。ガイドさんがあらかじめお願いしていたというお弁当を持たせてくれた。まだ、真っ暗の中出発。星空がとってもきれい！
「寝てていいよー」と言われ、お言葉に甘えて眠らせていただいた。朝6時、ミリッサの近くまで到着したところで起こされ、少し早いので時間調整するとのことだった。この日は天気もよくて、期待した。
ホエールウォッチングの船に乗り込み、ガイドさんとお弁当をいただきました。
サンドイッチ、フルーツ、ヨーグルト、そして水が入っていました。出航前に酔い止めを飲んで準備完了。
船は小型なのでかなり揺れるので船内でも配っていました。
持っていなければ、もらって飲んでおいた方がよいです。
さらに出航してすぐに船内ではホットドッグと紅茶がふるまわれました。
何も食べていない人は紅茶だけでも軽くお腹に入れておくとよいと思います。
場所はベンチのある真ん中あたりに座り、場所としてはいつでも3時の方向に行けるあたりにスタンバイ。いよいよ出発。クジラやイルカに会えるかな？？？
しばらくは沖の方に向かって移動しつづけていると、“Eleven O’clock!”とアナウンスが。。11時の方向にいるというアナウンス。あらら、ちょっと遠いわ。。
場所が悪かったので、いい写真が撮れなかったのだけど、こんなに近くで？？と驚くほど近くでクジラを見ることができました。
でも、すごーく船は揺れました。酔い止め絶対必要です！
ハワイで体験したホエールウォッチングと、スケールが違いすぎて驚きました。
これは絶対スリランカで体験した方がいいです！
小型の船だったからこれだけ近づけるんだろと思います。
だいたい20分に1回くらい、鯨は海面に出てきてくれるので、一度見た後はまたしばらく待つという感じでこれを繰り返すこと約1時間。かなり満足できた。
“Are you guys happy?”
“Yes!!!!”
こんな掛け声でポイントを後にしました。ハーバーに帰る途中はイルカにも遭遇。
近くを泳いできてくれました。
かわいい。船は小型なのでかなり揺れます。船首を陣取っていた女性グループの何人かが船酔いして最悪な状況になっていました。かわいそうに。。
酔い止めは絶対に飲んで備えることをお勧めします。
ネイチャー体験：スリランカのリバークルーズ
ガイドさんに「リバークルーズしたい？」と聞かれ、「え？できるの？ もちろん！」と返事をしたところ、帰国日の朝に予約を入れてくれました。
静かにマングローブをくぐり抜けると、広い川が目の前に広がり、とても気持良いクルーズができました。
穏やかな川面に雲が映ってきれい！
途中で、ドクターフィッシュができるポイントがあったり、シナモンができるまでの様子を見せてもらったり、川の真ん中にある寺院に行ったりと、楽しいクルーズでした。
この寺院にお坊さんもちゃんといました。
途中、エンジンを止めたかと思ったら、ボートを操縦していた人がなにやら川から取り出そうとしていました。
びっくり、手に持っていたのはくらげ！！！
え？素手でもって大丈夫なの？？？ 青いクラゲを見せたかったらしいです。
びっくりした私の顔を見てとても嬉しそうでしたwww。
50分ほどでリバークルーズは終了。ぜひ、楽しんでみてほしいです。
タートルプロテクションセンター
海沿いにウミガメを保護するための施設が点在していて、そのうち1か所に連れて行ってくれました。
これは、私のリクエストで、立ち寄ってもらいました。
500ルピーで入場し、英語で施設内の説明を受けました。
孵化したカメさんたち。「これは孵化してまだ1日」だそうです。
２匹のカメの赤ちゃんをガイドさんが手に取って、ほら！と私に渡してくれた。なんて小さいの。。
“So cute!”と感激していたら、なぜか笑われました。。え？なんで？？
それから、生まれながらに障害をもったカメに出会いました。
海では自力で生きることができないので、この保護センターで飼育しているのだと聞きました。
そして、とっても貴重なホワイトタートルが。。
このホワイトタートルも海では生きていけないんだそうで、保護センターで飼育しているのだそうです。
まとめ
今回もサファリができたのがうれしかったし、前回あまり行けなかった海でのネイチャー体験ができた2回目のスリランカ。
リバークルーズがまたよかったので、かなり満足度高い旅ができました。
さて、3回目のスリランカでは、紅茶畑を走る電車に乗る旅へ。
スリランカ旅の計画に役立てていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
執筆者：にこ（@TravelerSmiley）
