パックツアーでは行けないスリランカをもっと知る旅(3)2018年1月

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ホートンプレインズ スリランカ

こんにちは、にこです。

スリランカをもっと知る旅の旅行記、パート3、最終回です。

Part2からの続きで、Ella村から車で世界自然遺産「ホートンプレインズ」へ向かったところからスタートです。

ぜひ、最後までお楽しみください。

世界自然遺産「ホートンプレインズ」で10kmトレッキング

Ellaを8:00頃出発し、ホートンプレインズに向かいました。

ここは世界自然遺産に登録されている場所で、トレッキングを楽しむことが出来ます。

早朝日の出を拝むために来る人が多いのですが、駐車場が大渋滞するそうです。

そして、ヌワラエリヤからの方が近くて、Ella村からはけっこう距離があります。

日の出ではなく、景色を満喫できるようにと日中の時間を選んでくれました。

ホートンプレインズ

プラスチックの持ち込みは禁止されています。

でも、有料で自然を満喫するトレッキングコースを歩くことができるのです。

ここは、地元スリランカの人たちにも人気で、海外の観光客の少ない昼間を選んで歩く人が多かったように思います。

海外からの観光客は早朝から行くのがお決まりの場所のようで、到着したときには駐車場がものすごく混雑していました。

早朝は駐車場に入るのにも大混雑することを知っていたガイドさんは少し遅く出発して、駐車場にスムーズに入れるように調整してくれました。

そして、10時くらいから歩けるようにしてくれました。

ただ、出発が遅いと絶景が霧に包まれてしまうリスクもありました。

今回は残念ながら私はそのリスクを受けてしまいました。

本当ならこのような風景に出会えたはずなんですけどね。残念でした。

ホートンプレインズ

ガイドさんは「駐車場で待っている」とのことで一人でこのトレッキングロードを歩くことになりました。

大丈夫かな。10㎞のトレッキングは大変。運転もしないといけないガイドさんは待つと言うよね。

ホートンプレインズは昼過ぎになると霧が出て風景を楽しむことができなくなるとは聞いてました。

案の定、今回ワールズエンドの絶景は深い霧で何も見ることができなかったのです。

遅く到着した場合のハイキングコースの選び方にコツがあることがわかりました。

入り口を入ってから1本道を歩くと、途中で右ルートと左ルートと別れます。

ホートンプレインズ

どちらから行っても同じ場所に戻ってくることになるのですが、私は右側のルートへ向かう人が多かったので同じく右ルートへ向かいました。

右のルートはとってもキレイな青空のもとで滝を見ることができるのがメリットでした。

でも、昼を過ぎたころにワールズエンドに到着するので、そのころには霧で何も見えなくなるのです。

歩きやすさは右ルートの方がよいと感じたので、今回のチョイスは間違いではなかったと思いました。

左ルートは石がごつごつしているところを下る必要があり、そっち方が歩きにくくて大変なので登った方がよいと思いました。

ただし、出発が10時くらいになって、かつワールズエンドが見たい場合には左ルートの方がおススメです。

先にワールドエンズに到着することができるので、霧で何も見えなくなる前に運がよければ絶景を見ることができるはずです。

一番はやっぱり早朝に歩き始め、右ルートから歩くことがベストです!

とにかく人が多いのがネックですが、早朝ならば防寒対策をして出かけましょう。

日が昇ってからは暑くなるのでリュックに上着を入れたりできるような装備をして、お水や軽食(プラスチックバッグに入れてはダメなので入口で入れ替える袋をくれる)を準備した方がいいです。

飴も個包装になっていても開けないといけないので、トレッキングの行動食としてはおすすめできません。パンなどがを紙の袋に入れて持っていくのがよいと思います。

駐車場渋滞がひどいと言っていたので選択が非常に難しいです。

スリランカのローカルの人たちはみんな午後から歩き始めていました。

混雑を避けているのですね。ヌワラエリヤに滞在する方が近いらしいのでホートンプレインズに行くときは、しっかりと前日の滞在場所の計画も含めて必要かな、と思いました。

写真がたくさんあるので、Youtubeにスライドにしてアップしました。よかったらご覧ください。

またいつか、リベンジしに行くぞ!

スリランカの高原野菜

スリランカでの最終日、滞在先のヌワラエリヤからキャンディに向かいました。

ガイドさんが「野菜を買って帰りたい」というのでそのショッピングにお付き合いしました。

と言っても、高地で農家の人たちが車道沿いに野菜を売っていて、そこにちょっと寄り道するというショッピングでした。

コロンボ近郊に住んでいるガイドさん曰く、コロンボで野菜を買うより、新鮮で安く手に入れることができるのでツアーに行った際、立ち寄れたら野菜を買って帰るのだとか。

だいたい買うところは決まっていると言っていましたが、外国人の私がいると値段を高くされるんじゃないかと心配だったので遠目で見ていました。でもガイドさんが「ぜんぜん大丈夫だから、おいで」と言ってくれたので、露店まで足を運んでお買い物の様子を見学させてもらいました。たくさんのみずみずしい野菜がならべられていました。

スリランカ野菜

自分の家の両親、そして隣に住む親戚家族、お姉さん家族の3世帯分の野菜をどっさり買いこんでいました。新鮮でみずみずしい野菜がたくさんならんでいて、どれもとっても新鮮でおいしそう!。昔の日本の八百屋さんみたいなアナログの計りではかってお値段を計算していました。

スリランカ野菜

今度、この野菜を使って、スリランカ料理を作る体験をしたいと思いました。これで、日本円で1200円くらいだそうです。安いっ!!!!「美味しいカレーになるので楽しみ」とガイドさんが言ってました。あぁ、スリランカカレー食べたいです。

スリランカのホロスコープ

最終日はコロンボに行かず、キャンディでショッピングなどをしてから空港へ向かうことにしました。コロンボは渋滞もひどいし、だったらキャンディでのんびり過ごした方がいいとガイドさんのアドバイスもあって、そうすることにしました。

あらかじめガイドさんがホロスコープを見てくれる先生に私の生まれた日時、場所の情報を連絡してもらって、ホロスコープを作ってもらい、その説明を受けました。

4,000ルピー、日本円で3,000円くらいなので安くはないのですが、観光客相手の専門らしく、一度見てもらった後は、メールで自分の管理番号を伝えることで返事をくれるというサービスをしているそうです。

私のホロスコープ、スリランカでは「かに座」らしいです。日本では「やぎ座」なんだけど(苦笑)。

他に、ラッキーナンバー、ラッキー曜日、ラッキーカラー、ラッキーストーンを調べてもらいました。開運のためにすべきことは瞑想らしく、たとえばヨガのはじめと終わりのときのように、心を無にする時間を設けるとよいとアドバイスをもらいました。

それから、今の仕事で足を引っ張る人がいるので気をつけるようにとも言われ、これがその当時、当たっていたのです。今はそのプロジェクトから私の担当部分を終えて抜けることができたのでその影響はなくなりましたが、3月、4月、5月は地獄だったので、悪い影響を与える人ってやっぱりいるものなんだと思いました。

海外で働くのがよいとか、ガバナーの仕事が巡ってくるチャンスがあるとか、いろんな話を聞きました。

それから、驚くことに体の悪いところについても当てられました。見た目じゃもちろんわからないことなんだけど、もちろんガイドさんにだってこんな話をしていないし伝わっているはずもないことを指摘されました。ちゃんと定期的に検査するようにと言われました。

なかなか面白い体験でした。ツアーでもホロスコープ体験が含まれているものもあるので、体験してみると新たな発見があって面白いかもしれません。スリランカのホロスコープ、侮るなかれ。未だにスリランカの人はホロスコープで結婚相手を探したり、結婚式にいい日を占い師に聞いて決めたりしているのですが、それもベースはホロスコープなのだそうです。

スリランカの人は生まれて自分のホロスコープを作るらしいです。

お世話なったガイドさん、ありがとう!

今回もまるっと5日間、ガイドさんにお世話になりました。シャーマンさんは日本に6年住んでいたそうで、日本での苦労話も聞きました。長く日本に住んでいたからか?日本人の扱いはとても上手だと思いました。

あまり話しかけてほしくないときは、黙って運転してくれていたし空気をちゃんと読める人でした。「また、いつでもスリランカに来てね」と名刺をいただきました。「連絡してくれたら、今度はちゃんと僕がルートのアレンジをするから」と言ってくれました。

私が出会ったスリランカ人はみんな優しい

すべての人がそうだとは言わないけれど、私が出会ったスリランカ人はみんな優しい人たちばかりでした。スリランカが好きになった理由の1つなのだと思います。目がキラキラしていて笑顔にとっても癒されてました。

ホートンプレインズに行ったときに特にそう思いました。地元、スリランカの人たちは早朝のトレッキングは外国人客で混雑していることを知っているからか、お昼くらいからトレッキングを始めていました。しかも家族でトレッキングをするのです。霧で何も見えなくなったワールドエンズを後にして、一人でトボトボと石のごつごつした道を歩いて、すれ違いざまに道を譲ろうと立ち止まっていただけの私に、地元のスリランカの人は必ず男女問わず、手を差し伸べて助けてくれました。

「Need help?」とぶっきらぼうに声をかけてくれた若い高校生くらいの男の子もいたし、女性も手を出して助けてくれました。ちびっちゃい子供の大きな目がキラキラしていて、ハイタッチしたかったらしく手のひらを私に向けてくれた女の子もいました。

スリランカの人は学校が休みだったら家族の仕事を小さい子供でも手伝っているし、家族が助け合いながら暮らしている、そういう素朴さ、この先も忘れないでほしいなぁと思いました。

必ずしもいい人ばかりではないとは思いますが、運が良かったと思います。それから、スリランカ人は日本人が大好きなので、フレンドリーに話しかけてきます。話すことが大好きなスリランカ人、話に夢中になってしまうことは玉に瑕なところもあります。

また、近いうちにスリランカに行きたいと思っています。それくらい大好きな場所になりました。

まとめ

  • 3回目のスリランカも充実した旅をすることができました。旅行会社、旅工房さんにこちらの行きたい場所、やりたいことを伝え、現地のツアー会社にアレンジしてもらうという感じで組み立ててもらいました。個人手配はスリランカはかなりハードルが高いので、アレンジしてもらえる旅行会社を選んで、思い出に残る旅にしてほしいと思いました。
  • 9アーチブリッジ、ホートンプレインズでの10kmトレッキングはツアーでは絶対に取り扱いがありませんので、旅をカスタマイズして、行きたいところ、やってみたいことをぜひ組み込んでみてください。
  • 遺跡を巡るツアーは大人数のツアーが催行されるようになり、値段がだいぶお手頃になってきています。まずは遺跡を見て、スリランカという国がどのような歴史を辿ってきたのかを知るのもよいと思いますよ。紅茶やアーユルヴェーダにも歴史がもちろんありますが、アクティビティはそれだけではありません。
  • スリランカはサファリができる国です。アフリカに行かなくても、サファリができるのでオプショナルツアーなどでミンネリア国立公園のサファリがあったらぜひ参加してみてください。ミンネリア国立公園でのサファリの様子はパート1のこちらの記事で紹介していますので、よかったらご覧ください。
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また、近いうちにスリランカに行きたいと思っています。

今度は自分でカレーを作ったり、ほうせきの採掘所に行ったりしてみたいし、サファリにもまたチャレンジしたいと思います。

何度行っても飽きない国もめずらしいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。