クラブツーリズム はじめてのロシア6日間ツアー 旅行記 後編 2019年7月

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血の上の教会 ロシア

クラブツーリズムの「いたれりつくせり!はじめてのロシア6日間」というツアーに申込みをして参加してきました。前編に続く後編です。前編にはツアー行程概要も紹介していますので、合わせてご覧ください。

はじめてのロシア6日間ツアー 旅行記  後編 2019年7月

前編に続き、サンクトペテルブルクでの3日目の観光の様子をご紹介します。観光行程は以下の通りです。

  • エカテリーナ宮殿
  • ランチ(ペリメニ)
  • 聖イサーク大聖堂
  • 血の上の教会
  • お土産屋さん
  • ディナー(魚料理)

7月7日 エカテリーナ宮殿とサンクトペテルブルク市内観光

サンクトペテルブルク3日目はサンクトペテルブルク南部にあるエカテリーナ宮殿から観光スタートです。

この日の様子をYoutubeに映像とスライドをMIXして作成した動画をアップしていますので、後からでも良かったらご覧ください。

エカテリーナ宮殿

入場チケットの手続きを待っている間、楽器隊の方がいろいろ演奏をしてくれます。白鳥の湖を演奏しながら踊る楽団のオジサマたちがとてもキュートでした。YouTubeで様子を見ることができますので、よかったらご覧ください。

 

ツアーの良いところはちゃんと時間指定で入場観光地のチケットを手配してもらえるところです。まだ朝一番の時間帯は空いています。

エカテリーナ宮殿

このエカテリーナ宮殿はとても人気の観光場所で、チケットを買うのに1時間半ならび、さらに宮殿内入場までも大行列。これは庭園観光後にエカテリーナ宮殿を撮影したものですが、人がすごすぎて驚きました。

エカテリーナ宮殿

朝の時間帯に観光できて本当によかったとこの大行列を見て思いました。

まずは宮殿内からです。ガイドさんの話をイヤホンで聞きながら宮殿内を見て回りました。階段の踊り場にあったレトロな時計。ゴージャスでした。

エカテリーナ宮殿

白に青の模様のタイルのところは暖炉として使われていたそうです。

エカテリーナ宮殿

この広いエリアは1日100万円で借りることができるそうですよ。

エカテリーナ宮殿

そして、この部屋にはエカテリーナ2世が愛用していた机が置かれています。

エカテリーナ宮殿

ここで、ラブレターを書いていたのでしょうかね。愛人がたくさんいた女帝ですから。。晩年、最後の愛人はなんと18歳の青年だったというから驚きです。相当魅惑的な女性だったのかな?

館内の見学後は庭園を散策しました。庭園もとてもきれいに整備されていて、美しいので必見です。

エカテリーナ宮殿

ランチはロシア風水餃子「ペリメニ」

Ялтaというレストランでペリメニをメインにいただきました。

まず最初にマッシュルームのスープがポットで出てきました。みんなで分けていただきました。

Ялтa

続いてメインのペリメニ。サワークリームと少し胡椒をかけていただくとこれが美味しい!!

Ялтa

水餃子にサワークリームなんて合うのか?と疑問に思っていましたが、すごく美味しくて発見でした。デザートはクレープのこけもものジャム添えでした。

Ялтa

聖イサーク大聖堂

午後はサンクトペテルブルクの中心地に戻り、聖イサーク大聖堂の観光からスタートです。

ピョートル大帝の誕生日が守護聖人、聖イサークと同じ日だったことから聖イサーク大聖堂と名付けられたそうです。

聖イサーク大聖堂

この大聖堂はロシア正教の中でも珍しく、ステンドグラスのある大聖堂です。キリストの復活が描かれたステンドグラスです。

聖イサーク大聖堂

とても大きな聖堂で、壁画もとても素晴らしいです。ドームの天井に平和の象徴とされる鳩がいます。わかりますか?。

聖イサーク大聖堂

大聖堂内を見学していたところ、数名のロシア人スタッフの女性が私たちのガイドさんに話しかけてきました。日本語で書かれた聖イサーク大聖堂のパンフレットを持ってきてくれたのです。

「日本に行ったとき、すごく素晴らしい経験をさせてもらい日本が大好きになりました。少しですが、パンフレットがあるので差し上げたくて声をかけました。」

お土産コーナーに日本語のパンフレットはどの観光地に行っても一切ないんです。どこを見ても英語、中国語、韓国語のパンフレットはあるのですが、日本語のパンフレットは一切ありません。かつてガイドブックを作っていた時代はあったのですね。売ることなく残っていたパンフレットを持ってきてくれたようなのです。10冊ほどだったので、ガイドさんが作ったくじ引きでツアー客で分けました。こういうくじは私は当たることがなくて、残念ながら手にすることはありませんでした。

血の上の教会

この日最後の観光は、血の上の教会です。修復中だったのがちょっと残念ですが、玉ねぎのような形のドームはロシアらしい建築です。こちらは教会内見学のエントランス側から撮影したものです。

血の上の教会

 

アレクサンドル2世が暗殺された場所に建てられたことから、血の上の教会と言われているそうです。この教会もモザイク壁画がすばらしく、圧巻でした。

血の上の教会

こちらは祭壇です。ものすごく煌びやかで豪華でした。

血の上の教会

教会内を見学した後は、運河側の出口から出て、写真をもう一度撮影しました。

血の上の教会

マーケットもあるのでスリにご用心!とガイドさんが口酸っぱく言ってました。

ディナーは魚料理

この日の夕食は「TPAKTИP」という、熊のモチーフがあちこちに装飾されているレストランでした。

TPAKTИP

最初にポテトサラダに似たもの。胡椒が効いていて、ビールにマッチしました。

TPAKTИP

つづいて白身魚を使った料理。付け合せがポテト。。芋だらけですね。。(苦笑)

TPAKTИP

デザートはカットフルーツでした。

TPAKTИP

この日のディナーは少しボリュームに欠けていたかな? という感じでした。部屋でポテトチップス(また芋!)を少しポリポリしました。

7月8日 モスクワへ移動、赤の広場へ

この日は6:30に食事をとり、7:20にホテルを出発して空港へ向かいました。サンクトペテルブルクのともお別れです。

S7航空でモスクワ・ドモジェドヴォ空港に向かい、ガイドのユリヤさんと合流。モスクワは渋滞がひどくて、ランチの場所に到着したのも30分押しでした。

美味しいボルシチとピロシキがいただける「CAFÉ CHANAHI」

14:30すぎにカフェレストランに到着し、ランチをいただきました。地元の方にも人気にようでした。

まずはピロシキから。揚げパンのイメージがありましたけど、本場ものは揚げパンではないのだそうです。

CAFÉ CHANAHI

お肉がたっぷりで、驚くほど美味しい!!

CAFÉ CHANAHI

ガイドさんが「冷めていても美味しいピロシキは滅多にない。これ温めたらもっと美味しいと思う!」と言ってました。

グルジアワインが飲めるレストランは少ないそうで、ガイドのユリヤさんがおすすめしていたので飲んでみることにしました。

CAFÉ CHANAHI

甘口のワインで、ブドウジュースのようなノリでいただけます。甘口の赤ってあまりないですよね。美味しくいただきました。

続いて、ボルシチです。サワークリームを入れて混ぜていただきます。

CAFÉ CHANAHI

ボルシチ最高に美味しいじゃないですか!! 

そして、豚肉と野菜がたっぷり入った壺焼きグリル。これ、今回のツアーで私が一番気に入ったお料理でした。

CAFÉ CHANAHI

チーズもたっぷり、ミートソース風味のグリルでした。

CAFÉ CHANAHI

デザートはアイスクリーム。柑橘系のソースがかかっていました。あっさりとした味わいが特長で、ハーゲンダッツのような濃厚さではありませんが、とても美味しいアイスクリームでした。

CAFÉ CHANAHI

このレストラン、とってもおススメできます! どれもボリュームたっぷりで美味しくて、ランチにはもったいないくらいのレストランだったと思いました。

ボリショイ劇場、赤の広場観光

モスクワ、赤の広場周辺の観光の様子をYouTubeにアップしていますので、こちらもよろしければご覧ください。

バスを降りて、ボリショイ劇場の前にやってきて、少し写真タイムがありました。建物を撮影するのみで入場見学はありませんでした。

ボリショイ劇場

続いて、赤の広場へ。。

ゼロ地点です。写真撮影争奪戦でした。

ゼロ地点

ラッキーなことにイベントがなく、広場にはステージなどもなくてぐるっと見渡せました。

赤の広場

ガイドさんが「これは本当にラッキーなことで、広場を一望できる機会は実は少ない」と言ってました。クレムリンの要塞(城壁)、聖ワシリー大聖堂、グム百貨店をぐるっと一望できます。

お天気もよくて、本当に最高の観光日和でした。グム百貨店でお買い物時間がありました。

グム百貨店

グム百貨店はフラワーフェスティバルが開催されていてたくさんの花で彩られていました。

グム百貨店

このお買い物時間を利用して、ガイドさんに「ナチュラ・シベリカ」というオーガニックコスメのお店を案内してもらいました。赤の広場から歩いて10分程度で行けました。ここで、クレイジーアニマルという限定パッケージのハンドクリームやお土産にもなるハンドクリームを買いました。職場の女子たちへのお土産にしました。

グム百貨店は本当に広くて、高級ブランドがたくさん入っていました。上の方の階でベンチがあって、集合時間まで少しくつろぎました。なぜかあちこちに自転車が飾られていました。

グム百貨店

天井を見上げると、光が差し込んで本当に明るくていい感じの百貨店でした。

グム百貨店

聖ワシリー大聖堂 入場見学

もう夕方の時間帯だったのですが、聖ワシリー大聖堂に入場見学することができました。

聖ワシリー寺院

 

花をモチーフにした壁画があちこちに残っていて、フレスコ画など、目を引くものがいろいろありました。

聖ワシリー寺院

この大聖堂はやっぱり外から見ると独特な玉ねぎ型のカラフルなドームが目を引きます。でも、内側も素晴らしかったです。

聖ワシリー寺院

プーチンさん考案!?展望台のあるザリャディエ公園(Zaryazye Park)

とっても広々とした公園で若者のデートスポットになりそうな雰囲気の公園でした。白樺と緑が鮮やかですごく素敵です。

Zaryazye Park

橋の先端からの眺めが最高らしく、ガイドさんに連れて行ってもらいました。

Zaryazye Park

 

ここからの眺めがよいに違いない!とプーチンさんが考案したらしい!? と聞きました。

ここで、少し雨が降ってきましたが、公園内のメディアセンターの屋根で雨宿りしていたらすぐにあがってくれました。

Zaryazye Park

最終日の夕食はチキンキエフ

翌日の夕方には日本へ帰国便に搭乗しますので、これがロシアでの最後の夕食です。最後の夕食はKИTEЖЪ(「キッテジュ」とガイドさんが言ってました)というレストラン。

キッテジュ

エントランスを入ると、屋外の席もありました。早い時間だったからか、誰もいませんでした。

キッテジュ

レストランの入口にも店名のプレートが。読めませんよね。「PECTOPAH」とありますが、ちゃんとロシア語で「レストラン」というのだそうですよ。「ペクトパ」なんてローマ字読みしてみたらガイドさんに笑われました。

キッテジュ

まず、トマト風味の野菜スープをいただきました。サワークリームを入れたらまろやかに。

キッテジュ

次にチキンキエフ、カツレツのようなもの 付け合せはジャガイモでした。

キッテジュ

カットするとこのような感じで、お肉も柔らかくて美味しかったです。

キッテジュ

デザートはミルフィーユでした。カスタードグリームが甘過ぎなくて美味しかったです。

キッテジュ

今回、どこのレストランもお水やコーヒーや紅茶がついてきたので、別料金でオーダーするのはアルコールやソフトドリンク類のみ。すごく良心的だなって思いました。他の国では水やコーヒーも別料金が当たり前ですから、嬉しいサービスでした。

全体的にロシア料理は日本人の口に合うと思います。今回の旅行でロシア料理がとっても大好きになりました。

7月9日 クレムリン観光、そして帰国便搭乗

最終日の朝は朝食を済ませ、8:50に出発。クレムリン観光に向かいました。手荷物検査を受けて、要塞の中、クレムリン観光のスタートです。

クレムリン

今回は教会と武器庫の見学が含まれていました。説明を聞きながらまずは屋外見学です。

政府の活動の場でもあるので、あちこちに警備員さんがいます。横断歩道以外の場所を歩くと注意されます。

クレムリン

一番左にあるのは、大砲で一番古い時代に作られたそうです。

クレムリン

この建物は大統領府です。プーチンさんがここで仕事をしているのですね。

クレムリン

そして、この巨大な大砲。これは兵力誇示のために作られたとか。。一度も使われることのなかった大砲だと聞きました。

クレムリン

弾をこめるのだって大変ですね。この大砲は約20トンあるそうです。

さらに、巨大な釣鐘も。

クレムリン

これ、割れてるんですよ。

クレムリン

重すぎて持ち上げられなかったことと、火事で割れてしまったことが原因で、一度も鳴らされることのない鐘だったとガイドさんから聞きました。

そして、5つの教会がありました。晴天に恵まれ、この日は暑かったです。

クレムリン

どの教会も雰囲気は似ています。

クレムリン

このうちウスペンスキー大聖堂に入って見学しました。

クレムリン

壁画がきれいに残されていました。残念ながら撮影は禁止されていたので、写真はありません。

庭を散策して、武器庫への入館時間まで、時間調整することになりました。庭師の方が丁寧に手入れをしていました。

クレムリン

素敵なとても広い庭が広がっていました。

クレムリン

ちょっとした噴水なんかもありましたよ。

クレムリン

この庭園にはバラが咲いていました。

クレムリン

それから、プーチンさんが渋滞で車で大統領府に行けないときは、ヘリコプターで来るらしいです。木があってよく見えませんが、ヘリポートがクレムリン内にありました。

クレムリン

武器庫へ向かいました。

クレムリン

武器庫と言っても、装飾品などの博物館といった感じでした。館内は写真撮影禁止だったので、写真はありませんが昔の時代に作られたきらびやかに装飾された器など、たくさんのものが展示されていました。

武器も展示されていましたし、イースターエッグが展示されているコーナーもありました。

クレムリンでの様子をスライドショーにしてYouTubeにもアップしていますので、よかったらご覧ください。

帰国便搭乗へ

ツアーを終えて、モスクワ・ドモジェドヴォ空港へ向かい、ガイドのユリヤさんとここでお別れです。ユリヤさんは日本に一度も行ったことないのに、日本語を勉強しガイドにまでなった若くて努力家の女性ガイドさんでした。

帰国便はJALで翌朝に成田空港に到着しました。そして一度帰宅してから午後は仕事に向かいました。

飛行機の搭乗記は別の記事にまとめたいと思います。

まとめ

  • サンクトペテルブルクは見どころがたくさんあり、ピョートル大帝の夏の庭には、このクラブツーリズムの6日間のツアーでは行程に入っていませんでした。エルミタージュ美術館に待ち時間も含めて6時間もの行程を使っていることが理由で、他社のツアーを見るとエルミタージュ美術館はほんの少しだけ(1.5時間)の代わりにピョートル大佐夏の庭園が含まれているものもありました。何を優先するかでツアーを選ぶとよいと思いました。
  • ビザ取得が必要な国なので、休みが取れるのであれば、ちょっと疲れるかもしれませんが、がっつり見どころを制覇してきた方がよいと思いました。
  • 今回、初日からとにかく歩きました。座る暇がないのです。毎日1.5~2万歩は歩きましたので、クッションのあるスニーカーで観光することをおススメします。私は、スニーカーで歩いたにも関わらず、情けないことにかなり腰に来ました。
  • クラブツーリズムのツアーは、モスクワまで日本航空を利用するツアーが多かった(というかほとんどそうかな?)です。長距離路線は、日本の飛行機が落ち着くと思います。
  • JALを利用したり、ホテルも全室バスタブ付のグレードのいいホテルがチョイスされていますので、それで基本旅費220,000円は他社と比べると、リーズナブルだったのではないかな?と感じました。
  • 支払金額は258,010円+4,410円(空港でサーチャージ追加代金が徴収された)でした。
  • クラブツーリズムは友人と申込みしても、支払いを別々に請求してくれるサービスがあって、とっても利用しやすいと思いました。他社は現金振り込み(カードのポイントがつかないのでガッカリ)だったり、代表者がまとめて支払いというのがほとんどです。このクラブツーリズムのサービス、私はとっても気に入りました。
  • ビザの取得は緊急対応だったので9,500円かかりましたが、パスポートを預けられる人は、ビザ手配が無料なのも嬉しいポイントです。
  • さらに、遠方から成田へ向かう方に向けて、片道国内線1,000円っていうサービスもすごくお得じゃないでしょうか。
  • 宿泊したホテルについては、こちらの記事にレビューとしてまとめていますので、よかったらご覧ください。
クラブツーリズム はじめてのロシア6日間 旅行記 ホテル編 2019年7月
クラブツーリズムのツアーでロシア旅行に行ってきました。旅行記については、前編・後編にそれぞれまとめていますのでよかったらご覧ください。この記事では、ツアー中に宿泊した2か所のホテルの様子を「ホテル編」としてまとめました。はじめてのロシア6日...

ロシア旅行を検討されている方、真冬でも多くの方がロシア旅行へ行かれているようなので、クラブツーリズムのツアーもチェックしてみるとよいと思います。以下のバナーからチェックできますので、日数や内容を比較して、ぜひ満足できるツアーを探してみてほしいです。

ホテルと飛行機搭乗レビューは別の記事で紹介したいと思います。

また、ガイドブックは種類が少なく情報活用するならば「るるぶロシア」がおすすめです。

るるぶロシア モスクワ・サンクトペテルブルク /JTBパブリッシング
by カエレバ

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最後までおつきあいいただき、ありががとうございました。この旅の情報がお役に立てたら幸いです。