クラブツーリズムの「いたれりつくせり!はじめてのロシア6日間」というツアーに申込みをして参加してきました。ロシアは今とても注目されている海外旅行エリアで、すでに人気が高まっていると言っても過言ではありません。
私が参加したツアーはサンクトペテルブルクに3連泊、ロシアに1泊、合計4泊で、とても内容の濃いツアーでした。
それでは、さっそくツアーの内容を旅行記として写真とともに紹介していきたいと思います。
はじめてのロシア6日間ツアー 旅行記 前編 2019年7月
最近はロシアの旅行がとても人気で、夏はもちろん、真冬にもツアー客がしっかり集まるのだそうです。今回、クラブツーリズムを選んだ理由は以下の5点です。
- 日本航空で成田とモスクワ間の移動ができること(日本の飛行機が気持ち的に安心)
- バレエ鑑賞がツアープランに含まれていたこと(他社はオプショナル扱いが多い)
- 6日間で主要な見どころを周れて、比較した中ではツアー代金が安かったこと
- ロシアのビザ取得費用が無料だったこと(30日前までにパスポート郵送可能であることといった条件あり)
- ホテルは全行程バスタブ確約のホテルで、最終日のモスクワはデラックスクラスのホテルだったこと
人によって何を重点に置くかは変わってくるとは思いますが、JAL利用でホテルもバスタブ付き確約、バレエ(またはオペラ)鑑賞が含まれ、ロシアビザの取得も無料。
トータルコストでクラブツーリズムのツアーが一番よかったと思いました。
また、国内線の利用が必要な方にとっては「片道1000円キャンペーンがお得でよかった」
という声がありました。
沖縄から参加されたご夫婦は「成田行きはANAしかないけど、JALで片道1,000円で羽田へ行けるならお得だと思って羽田便を申し込み、成田近くのホテルに移動して前泊した」と聞きました。
この話を聞いて、遠方からの参加の方は、国内線の利用料金も含めて、ツアー代金をチェックしてみるのがよいと思いました。2020年3月まで1,000円キャンペーン中です。
フライトと宿泊ホテルについて
<日程>
- 2019年7月5日~7月10日(6日間)
<フライト>
- 日本航空 エコノミークラス(JALマイルに50%加算できるGクラスチケット)
往路:
- 7月5日:JL421 東京(成田)10:45発→ モスクワ 15:00着
- 7月5日:S7043 モスクワ 17:40発 → サンクト・ペテルブルク19:15着
都市移動:
- 7月8日:S7048 サンクト・ペテルブルク09:55発 →モスク11:25着
復路:
- 7月9日:JL422 モスクワ 17:15発 → 東京(成田)8:35+1着
<宿泊ホテル>
- 7月05日~08日:HOLIDAY INN MOSKOVSKYE VOROTA(サンクト・ペテルブルク3泊)
- 7月08日~09日:MARRIOTT NOVY ARBAT(モスクワ1泊)
サンクト・ペテルブルク-モスクワ間の都市間の移動は飛行機(S7航空)、観光時は現地のツアーバス(専用車)を利用しました。
現地の移動はツアーバス(専用車)を利用しました。
ロシアの通信環境について
SIMフリーiPhoneを持っているので、Amazonで事前にロシアで利用できるSIMカード(データ通信のみ)を購入して持って行きました。
また、ホテルにはフリーWiFiがあり、利用することができました。
公共(空港など)エリアにもWiFiスポットはあるのですが、SMS認証が必要になるので、電話番号がないと利用することができない場所が多かったように思います。空港内のラウンジも同様で、SMS認証が必要だったのでデータ通信のみのSIMでは公共のWiFiを利用することができませんでした。
ビザの取得について
今回、クラブツーリズムを選んだ理由として、ビザの取得費用が無料だったことにあります。
一緒に今回ツアーに参加した会社の先輩はこの無料特典でビザを取得することができました。
しかし、私は前の月にイタリアへの渡航がすでに決まっていたので、出発日の30日前にパスポートを送ることができませんでした。
「6月17日までにパスポート必着で送ることができれば、ビザは間に合う」ということを電話であらかじめ確認した上でこのツアーに決めました。
ビザ取得(特急対応)追加料金9,500円を支払い、この旅行に間に合うようにビザの取得してもらいました。ビザ取得代金の半分を先輩が出してくれました。
入場見学の際、大きなカバンはNG
事前情報として「入場見学できるエリアは、リュックなどの大きなカバンは持ち込みが禁止されていてA4サイズ程度のバックを準備するように」という連絡がありました。そして、スリが非常に多いと聞いたので、ファスナー付のバックを持って行くとよいと思います。
ツアー中も口酸っぱく言われました。スリが多いから用心するようにと…
7月5日 モスクワ経由でサンクト・ペテルブルクへ
7:45に成田空港 空港第二ビル団体カウンターに集合し、e-Ticketの控えをもらい、各自でJALのチェックインカウンターでチェックインするというスタイルでした。
事前に電話で添乗員さんから、e-Ticket番号を教えてもらえたので、24時間前にWebチェックインをして、座席指定を済ませておきました。
J乗継のS7航空のチェックインをカウンターで済ませ、再びクラブツーリズムのカウンターへ行き、添乗員さんと挨拶を済ませました。
20,000円分をロシアの通貨、ルーブルに成田空港で交換し、プライオリティパスで利用できるラウンジで少し飲み物をいただいてから出国し、搭乗口へ向かいました。
前日1時間しか寝ていなかったので、移動時はほとんど睡眠に充てました。
JALとS7航空の搭乗記、モスクワ空港とサンクト・ペテルブルクの空港ラウンジについては、また別の記事で紹介したいと思います。
サンクト・ペテルブルクに到着し、ホテルまでバスで移動しました。21:00過ぎにスーパーへガイドさんが案内してくれまして、ロシアお土産に最適なものをいくつか紹介してくれました。
翌日から観光が始まります。長時間移動で睡眠もとったはずですが、疲れていたのか、すぐに寝落ちました。
7月6日 エルミタージュ美術館&バレエ鑑賞
サンクト・ペテルブルクの観光が始まりました。朝は少しゆっくりで9:20集合でした。
エルミタージュ美術館(本館)
エルミタージュ美術館のそばまでバスで移動し、エルミタージュ広場で写真撮影タイム。
曇りだったけど雨が降らないでくれただけラッキーでした。気温は低めでこの日は最高気温20度くらいでした。
本館は空調設備がないので、夏はものすごく暑くなるそうです。なので、扇子を持っていくとよいと思います。ガイドさんはしっかり持っていましたが、事前情報として聞いていなかったので、ハンカチで扇ぎながら見学したのでした。まだ、外気温で20度くらいだったのでそこまで暑さはなかったのですが、これが30度超える真夏なら大変だと思いました。
エルミタージュ美術館は10:30オープンで入場予約が10:40。本館の団体入口にならびました。
美術品に詳しくはなかったので、現地ガイドさんの案内を聞きながらまわるのがよかったかな、と今更ながら思いましたが、今回のツアーに含まれていないカザン大聖堂へ先輩と行くことにしていたので、添乗員さんの許可をいただき、グループから途中離脱しました。
有名な絵画と階段の写真だけ撮って、エルミタージュ美術館の外へ出ちゃいました。
ランチはメインストリートであるネフスキー大通り沿いのサブウェイで簡単に済ませました。
英語がちゃんと通じて、難なくオーダーもできたので安心しました。
カザン聖堂
こちらは入館料は無料で、誰でも入ることができます。
キャンドルを灯し、祈りをささげる人々がたくさんいました。
ロシア正教には、ステンドグラスがありません。(翌日行くイサーク大聖堂は例外です)
ドームと窓からさす明かりがまぶしい。
信者の方々がお祈りをしていましたし、荘厳な雰囲気漂う場所でした。
また、ロシア正教の聖堂には、椅子がありませんので広々としているのが特徴です。
ネフスキー大通りを散策しながら、エルミタージュ広場の方へ戻りました。
本屋さんの入っている建物。一番古い建物なのだそうです。
エルミタージュ美術館(新館)
15:30に新館入口前集合で、途中離脱してこの時間に再び合流しました。
こちらには、印象派の絵画が展示されています。モネの作品もありましたし、絵のタッチがすごく優しいものが多かったです。
こちらは4Fのエリアを自由見学する時間となっていて、45分くらいぐるっと見て回りました。
青銅の騎士像
レストランに向かう道中、青銅の騎士像を見に行きました。
ピョートル大帝が勇ましく、古都サンクトペテルブルクを守っているかのようです。
馬の右足で蛇を踏み潰しているのですが、この蛇は反逆者を意味しているとガイドさんから聞きました。青銅の土台の石は、人間によって運ばれた石の中でも最重量のものだとか。。
公園を散策しながら、ディナーをいただくレストランに向いました。公園内の雰囲気もすごくいい感じでした。
大きなフラワーブーケ!こんな花壇を造っちゃうなんて、素敵です。
翌日、観光する聖イサーク大聖堂も見ましたよ。
夕食はビーフストロガノフ
夕食は「колесо」という「車輪」という意味のレストランでいただきました。
最初に野菜のスープをいただきました。
そして、メインのビーフストロガノフ。ライスとコールスローが添えられています。
ロシアではライスは野菜の扱いなのだそうです。デザートはシュークリームでした。
エルミタージュ劇場でバレエ鑑賞
今回のツアーを決めた1つの理由が、バレエ鑑賞が含まれていることにありました。写真撮影禁止で、一眼レフは持ち込みが禁止されています。
出発前に演目が「白鳥の湖」だということを知り、白鳥の湖のストーリーが書かれた用紙をいただき、開演する前に目を通しました。
バレエ鑑賞なんて初めてのことで、しかも聞いたことのある有名な白鳥の湖ということで、期待いっぱいでワクワクしていました。
座席は早い者勝ちで、開場時間と同時に席が取れるように調整してくれたこともあり、真ん中のよいポジションで鑑賞することができました。
オーケストラの生演奏、指揮者もコンマスが当然ながらいます。こんな環境でバレエ鑑賞できるなんて最高ですよね。かなり期待が膨らみました。
感想ですが、プリマは最高に美しかったです。しなやかで圧巻でした。道化師もなかなかいい演技をしていました。
白鳥たちがもうちょっとそろっていたら美しかったかな?というのが率直な感想です。アジア人のバレリーナも舞台にけっこういましたし、プリマとの体系の差も白鳥の湖の衣装では目立ってしまうなぁと思いました。
劇場を出たらもう22:30。でも夕焼けが見えるのがこの季節ならではですね。
白夜の時期なので、真夜中でもうすら明るいので、ホテルではカーテンを閉めないといつまでも明るいと思ってしまうのです。
ちなみにこちらの写真は劇場に入る前、19時半くらいに撮影したものです。
長くなりましたので、サンクトペテルブルク2日目以降の様子を後編にまとめましたのでよかったらご覧ください。
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今回のツアーを見つけたきっかけはクラブツーリズムのメルマガでした。クラブツーリズムのツアー情報をメルマガで入手して検討してみてください。
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また、ツアーの検索は以下の公式サイトから最新の海外ツアー情報を確認することができます。
ロシア旅行を検討されている方の参考になれば幸いです。ぜひ、旅行記後編もご覧ください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。