パリの夜景を短時間で制覇ならBIG BUS
アイスランドに続くフランス旅も後半に入り、エクス=アン=プロヴァンスからパリ市内にやってきました。エクス=アン=プロヴァンスの様子はこちらの記事で紹介しています。
パリCDG空港はこの旅ですでに5回も使ったのにパリの中心部には行ってなかったのでようやく、という感じです。
しかし、パリ市内の滞在はそれほど長くはなくて、この翌日からモンサンミッシェル1泊ツアーに早朝から出かけてしまう予定を組んだので、実質エクス=アン=プロヴァンスから移動してきたこの日の夜と帰国日の夕方16:00頃までというとっても短い期間になりました。
以前、パリに来たときに夜景を見る時間があまりなかったので、今回の滞在では夜景を一通り見たいと思っていました。帰国日は夕方に空港へ移動しなければならないので、夜景を見るチャンスはこの日だけでした。
自分でパリの夜景をあちこちを見るために移動するのはとても大変だと思い、現地ツアーをいろいろ探しました。
VELTRA(ベルトラ)でいろいろ探していたところ、22時出発の「イルミネーションツアーがある!」と思いましたが、残念ながら曜日が合わなくて断念しました。曜日があえば、夜遅くなるしホテルまで送迎してくれるオプションが選べるこのツアーに参加したかったのですが、オープントップバスでパリのイルミネーションスポットをぐるっと1周回ってくれる「2階建てオープントップバスで巡る パリのイルミネーションツアー
」を利用することにしました。
途中下車はできないものの、シャンパンフラッシュはバスをベストポジションで停車して見ることができると口コミにも書いてあったのが決め手になりました。このツアーもあらかじめVELTRA(ベルトラ)で予約をしました。
バスの発着場所は凱旋門の写真撮影ポイント
ベルトラのサイトであらかじめ予約をして、ツアーのバウチャーを印刷して持って行きました。しかし、バスの出発場所がよくわからなくてウロウロしていたら、自分が凱旋門の写真を撮っていたベストポジションの脇にありました。赤いバスなので目立ちます。
スタンドでBIG BUSののぼりをだしてチケットを売っているのですが、その売店の人に女性が「バスストップはどこ?」とたずねていましたが、「うちはチケット売ってるだけで場所は知らない」と回答していました。
さて、困った。と思ったらバスが目につきました。バウチャーにもバス停としか書いて無くて、明確じゃなかったので私も迷うところでした。なので、どこに乗り場があったのかをこの記事で記しておこうと思います。
Google Mapにもちゃんと載ってました。
さぁ、パリの夜景を満喫しよう
さて、オープントップバスの2Fに乗り込み出発です。正面には凱旋門がライトアップされています。
私は進行方向の右側の椅子に座ったのですが、シャンパンフラッシュを見るには左側がおススメです。10月と言えど夜はけっこう冷えますので、防寒対策を忘れずに。途中で寒くなって1Fに降りていく人がけっこういました。
バスは、凱旋門をぐるっと回ってシャンゼリゼ通りを走り、コンコルド広場の方へ向かいました。どのようなルートで走っていたのか覚えていませんが、ルーブル美術館、マドレーヌ教会、ノートラダム大聖堂、セーヌ川沿いなどを走り、ムーランルージュの方にも行きます。
ルーブル美術館
セーヌ川
ノートラダム大聖堂
パリ市庁舎
ムーランルージュ
赤い風車は圧巻でした。初めて見ました。パリではオリンピックを見据えて、道路や交通などの整備をすでに開始していて渋滞がすごかったです。それもあってか、水曜日にもかかわらずかなり時間がかかりました。
シャンパンフラッシュはとてもきれい!
私が乗ったバスでシャンパンフラッシュを見たのはなんと23時でした。もともとの予定では22時のはずで22:15がツアーの終了時間でした。
恐らく22時に間に合わず、いろいろ時間調整してぐるぐるまわりながら走っていた様子がうかがえました。しばらくバスを停車し、23時になるとエッフェル塔がキラキラまばゆい輝きを放ち始めました。
あぁ、これがシャンパンフラッシュ! このネーミング、すごく素敵だなぁって思いました。シャンパンがグラスに注がれ、泡がはじけるように軽快にキラキラとエッフェル塔が輝いていました。本当に素敵!一見の価値はあります。
シャンパンフラッシュを見終えて、バスは23:20頃、出発地のバス停に到着して解散となりました。
ここからホテルまで地下鉄で帰ったのですが、それはそれで緊張しました。でも、遅い時間の方が子供のスリ集団はいないので、かえって安心して地下鉄に乗れたように思いました。かなり警戒しながら乗りましたが、人もほどよく乗車していたので、大丈夫でした。これも運なのでしょうか。。
滞在したホテルはサンジェルマンデプレのHoliday Innで、地下鉄でコンコルドで乗り換えて最寄り駅のレンヌ駅まで向かいました。
ホテルの滞在記はこちらの記事で紹介しています。
まとめ
短時間でパリのイルミネーションを一通り見てまわるならオープントップバスは最適なツアーだと思いました。2階席の側面は窓ガラスがないので、写真も撮れますし、イルミネーションスポットでは停車したりスピードを落としてくれたりしますし、2階建ての高い位置から撮影できるのもよかったと思いました。
シャンパンフラッシュを撮影したいなら、左側の席を確保したほうがよいです。
私が参加した日は天気がよかったのでラッキーでしたが、悪天候の日は2階席にもカバーがかけられるので天候に左右されるというデメリットもあると思います。私は日本で予約をしていきましたが、天気が心配であれば、天気予報をチェックして、現地でネット予約してホテルのスタッフにバウチャーのPDFファイルを印刷してもらうというのもよいかもしれません。
きらびやかなエッフェル塔のシャンパンフラッシュは必見です。時間がない人ほど、オープントップバスのツアーはおススメです。私が参加したのは10月で、記事を書き終えたらもう12月になりました。クリスマスの季節に入るので、シャンゼリゼ大通りもイルミネーションでさらにキラキラしているでしょう。
これからパリに行く皆様、パリの夜景やイルミネーションをオープントップバスのナイトツアーで楽しんでみるのはいかがですか?
2階建てオープントップバスで巡る パリのイルミネーションツアー
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この翌日から、楽しみにしていたモンサンミッシェルに向かいます。
つづく。。