こんにちは、にこ(@TravelerSmiley)です。
2週間の勤続休暇をいただき、アイスランドとフランスを旅しました。
この記事では、初めて行ったモンサンミッシェルの旅について綴っています。
初めて行くなら断然1泊がオススメです。
私自身の体験をもとに、ツアーを選ぶポイントなども紹介していますので、ぜひ最後までお楽しみください。
はじめてのモンサンミッシェル
フランスを訪れるのは今回の旅行で3回目。
今回のフランス旅行では行ったことのない場所へ行きたかったので最初に南フランス、そしてモンサンミッシェルにも行くことにしました。
今回の旅行でモンサンミッシェルには絶対に行こうと決めていました。
パリ発着で参加できる現地ツアーを探すことにしました。
モンサンミッシェルのツアー選び
今回、モンサンミッシェルに日帰りで行くか、1泊するか、少し悩みました。
日帰りにするメリットはパリで滞在しているホテルをいちいちチェックアウトしなくてよいところにあります。
ただ、現地での滞在時間が4時間程度でまたすぐに同じ時間かけてバスで戻るっていうのはせっかく初めて行く場所なのにもったいないかな、という気持ちにもなりました。
悩んだ末、初めてモンサンミッシェルに行くのだから、夜も、翌日の午前中も思う存分満喫しよう!という選択をとりました。
モンサンミッシェルでの滞在ホテルは自分で「ホテル ガブリエル(Hotel Gabriel) 」をあらかじめ予約しておきました。
なぜここを選んだかというと、TripAdvisorに書かれていたホテル ガブリエルの口コミ を読んでとっても便利だと思ったからです。
島外のホテルの方が安いし、深夜23時くらいまで島外と島内を巡回する無料のシャトルバスが運行していたので、気軽に移動できると思いました。
ホテルの近隣にレストラン、スーパーもあって便利そうだったのでここに決めました。
モンサンミッシェルのツアーはVELTRA(ベルトラ)で探すといろいろありました。
その中で私が選んだのはモンサンミッシェルに1泊+ふわふわオムレツランチ+ガイド付き、ホテルは個人手配という選択肢のある「みゅう」という会社のツアーです。
モンサンミッシェル宿泊ツアー1泊2日 ホテルは個人手配 ノルマンディーのいなか村訪問
一人旅だったので、ホテルは自分で手配したほうが安かったこともあり「ホテルは個人手配」というものを選べたのが決め手になりました。
さらに、初めてモンサンミッシェルの行くのですから、ガイドさんの説明が聞きたかった(しかも日本語で)という思いがありました。
ランチ付きを選ぶとモンサンミッシェル修道院内のガイドもしてくれるので、オムレツもいただけてガイドもしてもらえるなら、とオプション付きで予約しました。
ツアー料金(€185)に含まれていたものは以下です。
- 往復の移動(バス)費 ※途中ノルマンディの田舎にも1か所立ち寄りました。
- 島外でのランチ(前菜にふわふわオムレツ付)
- モンサンミッシェル修道院の入場料+ガイド
それ以外はフリーで、思いのままモンサンミッシェルで過ごせるのです。贅沢ですね。
モンサンミッシェル付近に滞在することで、ライトアップされた景色も見れるし、混雑した昼間と違って落ち着いて散策できるというメリットもあるように思いました。
モンサンミッシェルに向けて出発
パリのホテルを6:30にチェックアウトし、スーツケースを1日あずかってもらいました。
滞在ホテルから地下鉄で集合場所であるギャラリーラファイエットまで移動しましたが、早朝でもまぁまぁ地下鉄には人がいました。
まだ暗いし、怖いのかなあと思っていたのですが、意に反してました。
集合時間の7:20より少し前に指定場所に着くと「みゅう」と背中に書かれた上着を着たスタッフの方がいて、声をかけて名前があることを確認してもらいました。
「モンサンミッシェル滞在、ホテルはガブリエルで間違いないですか?」と確認も受けて、バスに乗車しました。
けっこう人気のツアーのようで、バスの乗車率は80%だったでしょうか。
ピークの時期は毎日満席になると言ってました。
さすが、観光で訪れる年間人数No.1を誇るフランスですね。
モンサンミッシェルまでの道中、休憩は2か所
バスでは旅程についての説明がありました。
モンサンミッシェルに到着するまでに、レストランでトイレ休憩1回、ノルマンディの村でのショートストップを経てモンサンミッシェルに向かうという内容でした。
早朝出発でみんな眠いんですよね。簡単な説明のあとは睡眠タイムとなりました。
2時間くらい走ったところで最初のトイレ休憩がありました。
立ち寄ったのはこちらのレストラン。
レストランをあけてくれてトイレ休憩で使わせてくれるように手配がされていて、ここではお土産も売ってました。
シードルやミルクジャムなどが有名らしく、これらのお土産も買えるようになっていました。
うまくツアーを組んでるなぁと思いました。
次はノルマンディの田舎町「ポン・レベック」という町で30分程のショートストップがありました。
ここでもスーパーなどでお買い物ができると説明がありました。
教会もあり、小川もあり、コンパクトなかわいらしい田舎町でした。この写真は教会です。
パティスリーもあって、朝ご飯を食べていなかったのでここでパン・オ・ショコラを買っていただきました。
けっこう大きいパンでしたが、ペコペコだったのでペロリと平らげました。
このパン、€1だったんです。安い!
ポン・レベックはとてものどかなノルマンディーの田舎でした。
モンサンミッシェルに到着
ついに近づいてきました。モンサンミッシェル!
遠目に見えてきたときにはテンションあがりました。
バスが到着して、すぐ目の前に予約したガブリエルホテルがあったので移動もすごくラクでした。
修道院へ行く前にランチタイムです。島外のレストラン「ル・プレ・サレ」でいただきました。
ホテルガブリエルからも歩いていける場所にあって、トリップアドバイザーでのモンサンミッシェルレストランでトップ5に入っているレストランでした。
最初にふわふわのオムレツが前菜として出てきました。
本当にふわふわで、口の中でとけてなくなっていきます。
メインディッシュはポークソテー。
ソースにしっかり味がついて、お肉も柔らかくて美味しかったです。
デザートはリンゴタルト。
リンゴの酸味と生地が絶妙なバランスで、タルト生地も美味しかったです。ツアーの食事と言って侮るなかれ。
とっても満足できました。
モンサンミッシェル修道院
お腹も満たされ、スーパーマーケットの前から出ているシャトルバスに乗り、島内に建てられたモンサンミッシェル修道院の見学をしてきました。
日本語ガイドさんの説明がとってもわかりやすくて、ガイド付きツアーに参加してよかったと思いました。
修道院内は旅行客というよりは、地元の校外学習の小学生や中学生がたくさんいました。
聞いたところ、夏に訪れる旅行客のピークがちょうど一段落する時期で、また翌週からフランスは1週間くらいバケーションが始まるので人が集まってくる、とのことでした。
私が行ったタイミングはなんと、閑散期だったらしいです。
また、モンサンミッシェルは海に浮かんで見えるイメージをもっていましたが、潮がすっかり引いていて、潮が引いている時期にはここを歩くツアーもあると聞きました。
ただ、穴が開いていたりするので、レスキューの資格を持った人と一緒でないと歩くことが許可されていないそうです。
修道院内の見学のあとは自由時間で、修道院の外をぐるりと歩きました。
モンサンミッシェルの陰がきれいに映っていました。本当に天気に恵まれました。
島内にはお土産屋さんもたくさんあり、ふわふわのオムレツを考案者ラ・メール・プラールのお店もありました。
お土産屋さんを少し見て回り、絵葉書をモンサンミッシェルから送りたかったので2枚ほど購入して集合場所のバス停に16:00に戻りました。
ホテルガブリエルの様子
車内に置いていた荷物をピックアップし、ガイドさんに挨拶してホテルにチェックインしました。
部屋は108号室で、一番奥の部屋でした。
部屋自体はそれほど広くありません。スーツケースを置いてきて正解だったと思います。
湯沸かしポットがあり、インスタントコーヒーや紅茶もあり、部屋で少しくつろいでから、夜になったら再びモンサンミッシェルに足を運ぼうと思いました。
朝早かったのでうとうと。ベッドが心地よくて、部屋でまた眠ってしまいました。
モンサンミッシェルのライトアップ風景の撮影にチャレンジ
昼寝?から目が覚めたときにはすっかり暗くなっていました。
しまった!夕焼けを逃してしまいました。過ぎたことは仕方なく気を取り直して、ライトアップされたモンサンミッシェルを撮影しに行きました。
再び、バスで島内まで行き、レストランで食事をしようかと思ってウロウロしたのですが観光客が少ないからか、店じまいしているお店が多かったのです。
島外に出てレストランを探すもどこもクローズと言われてしまい、この日は夕食を食べそこなってしまいました。
持っていたキャンディで空腹感を紛らわしつつ、モンサンミッシェルの撮影をしに再び島内に向かいました。
三脚にカメラをセットして、ライトアップされたモンサンミッシェルを撮影しました。
夜だと潮が引いているところは真っ暗なので、建物が浮いているように見えます。また、晴天だったこともあり、星がきれいで、またモンサンミッシェルの真上に北斗七星が見えて一緒に写真に収めてきました。
ラ・メール・プラールでランチ
滞在した翌日もバス乗り場の集合は16:00で、日帰りツアーのバスに乗って帰るという仕組みになっていました。
私と同じように1泊する人はモンサンミッシェルに残るので、入れ替わりですね。うまくツアーを組んでいるなぁと再び関心させられました。
ホテルで朝食をとりました。
ホテルの朝食は種類がたくさんありますが、欧州スタイルで、ハムにパン、コーヒー、たまご、フルーツやヨーグルトをいただくという内容です。
チェックアウトした後、荷物をフロントで預かってもらいました。
再び島内へ行って、今度は家族へのお土産を買うためにお土産屋さんを散策しました。
また、前日買った絵葉書に手紙を書き、実家の母と私自身宛てにモンサンミッシェルの郵便局から送りました。
ここではがきを送る人、多いのです。理由はモンサンミッシェルのスタンプを押してもらえるからなのです。
どんなスタンプが押されるのか楽しみだったので、自分宛にも送ってみました。
島内を歩き回った後、ふわふわのオムレツの生みの親の家族が経営する「ラ・メール・プラール」で少し遅いランチをいただくことにしました。
前菜にサーモンのサラダをパンと一緒にいただきました。
サーモンも美味しかったし、ここのパンがめちゃくちゃ美味しくて感激しちゃいました。
メインに選んだのはもちろんオムレツ。
おや???ふわふわ感は前日に食べたオムレツの方がふわふわだったなぁ。。というのが感想でした。
付け合せのポテトとベーコンと一緒に食べました。ベーコンの塩味がしっかりしていたので、オムレツと一緒に食べると味のバランスが取れる感じでした。
デザートはタルト・タ・タン。
これ、ものすごいボリュームで全部食べきれませんでした。
このコースのお値段は日本円で9,200円くらいでした。
ランチのあとは写真撮影をして、とても天気が良くて気持ちよかったので歩いて島外に戻りました。
ガイドさんからいただいたチケットを利用
前日、ガイドさんからスーパーの10%OFFクーポンとモンサンミッシェル訪問記念証をいただけるチケットをいただいたので、使ってみることにしました。ここがスーパーです。
スーパーではお土産のキャラメルを購入しました。缶のデザインがいろいろあったので、スーパーで買ってよかったです。
そして、モンサンミッシェル訪問記念証をもらいに行きました。
自分で作る仕様になっていて、おもしろかったです。スタンプを自分で押して、モンサンミッシェルを完成させ、あとは名前と日付を記入するという感じです。
いい記念になったので、筒状にして持って帰ってきました。
モンサンミッシェルからパリへ
16:00にバスの前でスタッフの方がいて、名前を告げてバスに乗り込みました。帰りのバスは17名と人数も少なくて、一人で2人分の席を使ってゆったり帰ってきました。
途中でガソリンスタンドのスーパーマーケットに立ち寄り、サンドイッチを買い、社内で食べて夕飯にしました。
解散場所はオペラ座の近くでした。
マドレーヌ駅まで歩き、再びホリデイ・イン サンジェルマン・デ・プレにチェックインしました。
翌日の夜便で、仁川経由で成田に帰ります。
2週間の休暇も大詰め。日本にまだ帰りたくなーい。
でも日本食が恋しーい。何とも複雑な気分でした。
まとめ
モンサンミッシェルの1泊滞在は、時間がたっぷりあります。
モンサンミッシェル以外何もないのでガイドさんが「時間を持て余してしまうかもしれない」とガイドさんが言っていました。
でも、ホテルでゆったり過ごすことができたし、夜にはライトアップされたモンサンミッシェルを見ることができました。
午前中の空いている時間中に島内のお土産屋さんをゆっくり見ることができたし、メリットがたくさんありました。
初めてモンサンミッシェルに行くなら、1泊滞在が絶対におススメです。
こちらにVELTRAで予約したツアーのリンクを貼っておきますので、ツアー選びの参考にしてみてください。
モンサンミッシェル宿泊ツアー1泊2日 ホテルは個人手配 ノルマンディーのいなか村訪問
昼も夜も両方楽しめますし、夜はとっても静かで、満天の星空を見ることもできます。
ホテルは島外でも十分だと思いました。
島内は島外に比べて高いので、予算上島外にしました。
ガブリエルはとにかく便利な場所にあるホテルでした。
ツアーで利用したバスの発着所が目の前にあり、モンサンミッシェルと島外を結ぶ無料のシャトルバスがスーパーの前から出るのですが、そのスーパーもガブリエルの目の前にあります。
本当に口コミ通り便利なホテルで、島外に滞在するなら、ガブリエルは超おすすめです!
こちらも私が予約したサイト、エクスペディアのサイトのリンクを貼っておきます。口コミ含めて参考にしてみてください。
島外の宿泊でも夜遅い時間まで無料のシャトルバスが運行していますし、不便ではなかったです。
歩くと30分くらいかかりますが、天気がよかったので、歩いていても気持ちがよかったです。
歩いている人も多かったので、夜の時間帯でも安心でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2週間の旅も終わりを迎え、パリを離れて帰国します。
次回の記事ではその前に日本食が恋しくなった私がパリでとった行動を紹介します。
また、当ブログに遊びにきてくれたら嬉しいです!
執筆者:Smiley Travler にこ(@TravelerSmiley)