マレーシア第3の都市、Ipohへ行こう! マレー鉄道 初乗車
クアラルンプールでホテルステイを満喫中に、引きこもりっぱなしでは運動不足になるな、と思い1日だけ終日出かける計画をたてました。行き先はガイドブック2ページだけの都市、Ipoh(イポー)へ行ってみることにしました。行き方は鉄道かバスとあったので、今回は鉄道で旅をしてみることにしました。
チケットはカウンターで購入
クアラルンプールに早朝に到着した日、KLIAエキスプレスでKL Sentral駅に到着したので、乗り換える前に鉄道チケットの予約をすることにしました。チケットカウンターの場所を聞いたところ、ヒルトンクアラルンプールに向かうためのエスカレーターを上がり、右手に行くとKTMのチケットカウンターがあるとのことでした。このエスカレーターをまずあがります。
右手に行くと、チケットカウンターがあります。案内板にもチケットカウンターと日本語で書かれていました。
1月11日(金)8:35発、KL Sentral駅(始発駅)からIpoh駅(終着駅)までのチケットを購入しました。
英語での応対になりますが、それが厳しければあらかじめ希望日時と希望の出発時間帯を書いたメモを用意しておくとよいと思います。
片道か往復かを問われたので、同日の18:00台に列車があればそれを予約したいと伝え、復路は18:30のIpoh発、KL Sentralまでのチケットを購入しました。
片道36MYR、往復で72MYRでした。
鉄道の乗車場所 Gate B
チケットを購入したとき、往路のチケットに「GATE B」というスタンプが押されていました。乗り場を示していたようなのですが、それがどこにあるのかもあらかじめ聞いておきました。ヒルトンクアラルンプールに向かうためのエスカレーターを上がると正面は出口、右手に行くとKTMのチケットカウンターがありましたが、その逆で左手に向かいます。すると赤いコインロッカーが見えます。その隣に大きく「Gate B」と書かれているので、迷うことはないと思います。写真がぼやけていますが、参考に掲載します。
奥に待合所があり、そこで改札が開くまで待ちます。
エアコンがガンガン効いている車内
出発時間の15分くらい前になると、入り口が開き、係の人にチケットを見せて、列車のホームに向かいます。
改札口には、改札中の列車番号が掲載されています。
改札を入って、エスカレーターで下ると、Ipoh行の列車がとまっていました。行きは、Dの車両の6Cという座席でした。
チケットを購入した際に特に指定はしなかったのですが、進行方向に向かう席がアサインされていて、よかったと思いました。
しかし、列車内はエアコンがガンガン効いていて、寒かったです。スカーフを首に巻いて、上着を羽織り、早起きしたこともあって、2時間40分の列車の旅をほぼ睡眠で過ごしました。
Ipoh(イポー)の街歩き
駅舎を出ると正面は大きな広場が広がっていました。きちんと手入れされていました。夕方の列車の時間まで、この街を歩き回りました。
歩行者にはあまり優しくない
車とバイクが多いイポーの街。信号付の横断歩道がないと、とてもじゃないと反対側に渡れません。駅を出て、旧市街に向かおうと思い、大通りを渡りたかったのですが車がたくさん走っていて、とてもじゃないけど渡れませんでした。
駅を出て右手に曲がり少し歩くと、警察署があり、その前に信号付の横断歩道がありました。歩道は段差があるのですが、工事中だったりして車道を歩かなければならないところもあり歩行者にはあまり優しくない場所だとは思いました。
それにしても、この暑い中、屋外を歩いている人はほとんどいなくて、昼の時間帯に日傘をさして歩いている私くらいなものでした。平日だったこともあるかな。
もやしとチキンライス
ガイドブックにも掲載されていた、ON KEEというレストランにランチをいただくために行きました。庶民の食堂という雰囲気で、店内に入ると、席に案内してくれました。ここは、駅から25分ほど歩きました。いやぁ、暑かったです。
写真が飾ってあったので、もやしとチキンとごはんを頼みました。
もやしが口コミ通り本当に美味しい!!!!しゃきしゃきとした食感と味がたまらなく美味しかったです。食感もそうなのですが、このダシがよいのでしょうね。「たかがもやしと侮るなかれ」とはよく言ったものです。本当に美味しかったです。
チキンはごはんに乗せて食べました。細かい骨がついているので、口の中を傷つけないように注意が必要ですが、チキンもやわらかくて美味しかったです。
ライムティー(と言っていた)は、不思議な甘さのある飲み物でした。お茶っぽくもないし初めて口にする味でした。こちらはあまり美味しくなかったのですが、地元の人が飲んでいるものと同じものを飲んでみたくて、オーダーしてみました。
トータルで17MYR。 約450円でした。ご馳走様でした。
ホワイトコーヒー
ホワイトコーヒー発祥のお店に行ってみたのですが、座る場所もないくらいの大混雑で断念しました。そのかわり、コーヒーが飲みたかったこともあって、近くにあったれんが造りのお店に入りました。外観はこんな感じで、普通でした。名前はV NESTというお店でした。
しかし、店内がとってもおしゃれで、空いていたし良かったのです。ただ、ドリンクもスイーツもちょっとお高めでした。ホワイトコーヒーとカスタードタルトをいただきました。ホワイトコーヒーの甘さがとっても美味しいのですよ。カスタードタルトは、ホワイトコーヒーが甘かったからか、甘さ抑えめに感じました。
ウォールアートがあちこちに
少し歩いていると、壁に書かれた絵を目にしたのでちょっと立ち寄ってみたら、あちこちにウォールアートが描かれているエリアがありました。大通りから道1本入ると、その道の壁という壁に描かれたウォールアートが目立っていました。
見ていると、趣があって、遊び心もあって、観ていてとっても楽しくなりました。写真で紹介するには、かなり枚数が多いので、スライドにしてYoutubeにアップしました。よかったらご覧ください。
カフェがとってもおしゃれ!
暑い中ウォールアートに夢中になって歩き回っていたら、少し頭が痛くなり、熱中症になりそうな気配を感じたので、付近にあったカフェに避難しました。いくつかカフェがならんでいたのですが、雰囲気が良さそうだったのでこちらに決めました。
先にお会計をレジで済ませ、すぐにオーダーしたグリーンティーラテを持ってきてきてくれました。
このカフェ、本当におしゃれ!若いスタッフの方々で切り盛りしているようでした。そして、もう電車に乗ると夕食が遅くなるので、少し早いとは思いつつチキンハムとオムレツのサンドイッチもオーダーしました。
サンドイッチも美味しかったです。窓ガラス越しに写真をパチり。イポーの旧市街は絵になるところがたくさんありました。紹介するには、写真が本当に多すぎるくらい。
ここで少し涼んでから、再び写真を撮りながら街歩きをして、イポー駅に向かいました。
帰り方も簡単
イポー駅は改札口の前に待合室があり、列車を待っている人がこのベンチに座っていました。18:30の列車で、18:00過ぎに駅について、しばらく待ちました。発車の10分くらい前に改札が始まり、行きと同様に、チケットをスタッフに見せてプラットフォームに向かいました。
帰りはB車両の6Cという座席でした。
帰りも進行方向にに向かった通路側の席で安心しました。2時間40分列車に揺られ、KL Sentral駅に戻りました。
まとめ
- マレー鉄道のチケットは、乗車の3日前でしたがチケットカウンターで希望時間のチケットを購入することができました。ネット予約は使ったタイミングが悪かったのか、ETSの予約が一時的にできなかったりしたので、通り道でもあったことからKL Sentral駅のチケットカウンターで直接予約しました。
- マレー鉄道は出発時間が正確で、時間が読める鉄道だと思いました。もしくは、たまたま運がよかったのか、列車が遅れることはありませんでした。
- ガイドブックに載っていた「チキンともやしが食べられるお店」のONN KEEに直行し、戻りながら街を散策していたところ、ウォールアートがたくさんあることに気がつきました。
- イポーは行ってみたらアートで溢れる街で、あちこちが絵になる場所でした。ガイドブックにはどこにもそんなこと書いていませんでしたので、ツーリストインフォメーションに最初に行ってみるとよいと思います。
- もやしとチキンを食べた後、ホワイトコーヒー発祥の店でCOPIを飲みたいと思ったのですが、ものすごく混んでいて入れなかったです。店の様子を見ても、席がどこにも開いていなかったので、レンガの外観が素敵だったカフェでスイーツをいただきました。お値段は少し高かったのですが、店内の雰囲気がおしゃれでキレイでしたし、お手洗いも済ますことができたので、ここに立ち寄れてよかったと思いました。
- バスやタクシーなどで洞窟寺院に行けると書かれていたのですが、街のあちこちに描かれたアートや街の雰囲気を写真におさめたくて、結局寺院に行くのはやめることにしました。時間に余裕があればとは思いましたが、街の散策で終わってしまいました。
- 駅近くの新市街の方にもカフェがありました。こちらのカフェはとってもおしゃれで、店内もアート感満載でした。
- 参考にしたガイドブックは”ことりっぷ クアラルプールマレーシア”です。クアラルンプールのページが多く、イポーは見開きの2ページのみでしたが、もやしの美味しいと書かれていたお店の写真が掲載されていたので、わかりやすかったです。以下にリンクを載せておきます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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