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Blue Lagoon(ブルーラグーン)は広大な人工露天風呂
アイスランドには、世界第2位を誇る地熱発電所があるのをご存知ですか?
宿泊したホテル、ノーザンライトインのすぐそばに、その地熱発電所があり、毎日熱湯が生み出されています。その湯はパイプを通じてレイキャビク市内の各家庭に供給されています。
そして、そのすぐそばに世界最大規模の露店風呂、Blue Lagoon(ブルーラグーン)があります。乳白色の塩分を含む広大な露天風呂は、近くで見ると乳白色ですが、遠目で見ると青いのです。
ここは、地下からくみ上げる地熱海水を利用した人工的に作られた露天風呂なのですが、まぁとにかく広い!アイスランド旅行には絶対に行きそびれてはいけないスポットで、水着を着用して入浴を楽しみます。
事前予約などについて、少し触れたいと思います。
予約はとにかく早めに
ブルーラグーンは予約なしで突撃で入れる場所ではありません。誰でもいつでも訪れることができるわけではなく、営業時間内が1時間ずつ分割されていて、オンラインで事前に予約をする仕組みになっています。当日の予約は無理だと思った方が無難です。人気のある昼間の時間帯はお値段も高く設定されていて、変動制なのですが、気づけばあっという間にSold Outになってしまいます。
ブルーラグーンへ行く日時が決まっているようでしたら、とにかく早めに予約すべきです。私自身、10月10日の11時に予約をとったのですが、その予約をしたのは9月23日。その時点で11時は「残席1」と出ていてあわてて予約しました。9,990ISK、日本円で10,423円でした。日本の温泉感覚からすると、桁が一桁ちがいますので、かなりお高いです。
私が予約したのは最低限の「Comfort」というもの。バスタオル1枚、ロッカーキー+1ドリンクでこのお値段です。でも、一度入場してしまえば時間制限がないので、思う存分楽しめます。
私は、11時半頃にチェックインして15:15のレイキャビク行きのバスに乗ったので、3時間はラグーンにいました。
夜の時間帯で予約する場合は、22:00で営業終了なので、時間が限られてしまいます。やっぱりブルーラグーンを楽しむならば、昼間の時間帯がおすすめです。
予約サイトはこちら
英語サイトはちょっと不安という方はVELTRAにもあります。以下にツアーのリンクから内容を確認してみてください。
日本語で予約できます。送迎付きプランで、現地は英語対応です。私が予約したようなイレギュラーな方法でバラバラにする必要もなく、レイキャビク、または空港への送迎をしてもらう場合にはよいと思います。
スーツケースなどの荷物預かりは有料
大きな荷物はラグーン内の更衣室ロッカーに入れることができないので、バス乗り場の近くにある荷物預かり所に預けます。私はホテルをチェックアウトをし、スーツケースと大きなバッグの2つを持っていたので、それらをあずけたのですが1,100ISKかかりました。なので、荷物を預ける必要がなければ、水着や着替えといった最低限必要なものだけにして向かうのがよいと思います。
ラグーン内で落し物したら見つからない
乳白色のお湯ですから、ラグーン内にうっかりスマホを落とそうもんなら見つけることは難しいと思います。スマホは持ち込めるので、防水シートに入れてネックストラップをつけて首からかけるなどして、落とさないように注意しましょう。また、アクセサリーは変色しちゃうので、すべて外してから入浴しましょう。
ブルーラグーンにチェックイン!
ブルーラグーンはアイスランド旅行の中でもとても楽しみにしていた1つのアクティビティ。いよいよチェックインです!
すべてはリストバンドで管理
ホテルの方にブルーラグーンまで送迎していただき、大きな荷物を預け、少し周辺を歩いてからラグーンにチェックインしました。入り口の横にもこのような風景が。。テンションあがります!
11時半頃にチェックインカウンターに行きましたが、待つことなくすんなり入れました。例えば、11時予約の場合、11時~12時の間にチェックインすればOKなのです。
「Comfotで予約ですね」と確認されてアップグレードの希望はせず、そのままバスタオル1枚とリストバンドを受け取り、説明を受けました。
ドリンク1杯がついているので、ラグーン内のドリンクカウンターでこのリストバンドをかざしてドリンクを受け取ること、更衣室のロッカーも空いているロッカーを利用して、このリストバンドで施錠、開錠ができるようになっていること、シリカマスクは無料だということを聞きました。
ロッカー内は撮影禁止なので写真はありませんが、悩むことなくロッカーの施錠はできましたし、スタッフの方が常時いますので、わからなければ教えてもらいましょう。
髪を守るために事前にコンディショナーを
チェックインの2日前に、オンライン申込みした際に登録したメールアドレスに、ブルーラグーンからメールが届きます。ブルーラグーンで快適に過ごすためにいくつかのTipsが書かれた案内メールでした。
その中に、“Use hair conditioner”という項目がありました。
どんな内容なのかと読んでみたところ、「ラグーン内の海水には高レベルのシリカが含まれていて、シリカは有害じゃないけど、髪がラグーン内のお湯につかって濡れてしまうとゴワゴワに硬くなってしまうので、事前にコンディショナーをつけてからラグーンに入るのがおススメ」だと書かれていました。さらに、「無料のコンディショナーがシャワールームにあるので使っていいよ」っていう内容でした。
つけたコンディショナーは洗い流さずにラグーンに入るのがポイントで、ラグーン内で髪が濡れても、コンディショナーが保護してくれるのです。
なるほど!セミロングなので、コンディショナーをつけて、髪を結わいてラグーンに向かいました。
バスタオルはいったい誰の??? わかるようにするためのポイント
シャワーを浴びて、コンディショナーをつけて、いよいよ楽しみにしていたラグーンへ。タオルをかける場所があるのですが、みんな白いタオルだし、はっきり言って誰のタオルなのか見分けがつかない。きっと、自分のだと思っても、誰かが使ってしまうだろうと思いました。
なので、私はペットボトルの水とタオルはたたんで、そのタオルかけの上部にまとめて置いておくことにしました。遠目からも見えるし、ペットボトルをタオルの上にしっかりおいておいたので、わざわざそのタオルを使う人はいないだろうと思ったからです。この作戦は成功でしたので、自分のタオルだとわかるように何か目印になるものを一緒につけておくとか、置く場所を考えておくなど、工夫が必要です。
ブルーラグーンは広大で最高の露天風呂!
10月10日はお天気にも恵まれて、最高の露天風呂日和でした。ラグーンは青くて、お湯はあったかくて気持ちが良くていつまでも入っていられるって思いました。
ここからラグーンへ。坂道になっていて、手すりがついているので、ゆっくり入りましょう。
まずは、その広さを実感するために、奥の方まで歩いて行きました。所々、湯温に差がありましたが、基本的にはあたたかさが保たれています。
まずはブルーラグーンに入って、周囲の様子をぐるっと撮影してみましたので、どうぞご覧ください。
橋の下に、水が出ていて、脱水をさけるために飲めるようになっていました。
常時水が飲めるようになっています。
奥の方はとても空いていて、自分のポジションを確保した人たちがのんびりとくつろいでいました。
ラグーン内の“In-water bar”でドリンクをゲット!
一番安い入場料にも1ドリンクがついています。何を頼もうか迷いましたが、イチゴ味のヨーグルトスムージーをオーダーしました。ビールを飲んでいる大人が多かったように思います。カウンターのスタッフの方に“First drink?”(1杯目か?)と聞かれたので、“Yes”と答えリストバンドをスキャンしてもらい、ドリンクを受け取りました。
2杯目以降も飲みたければこのバーでオーダーし、リストバンドにつけてもらい、ラグーンをチェックアウトするときに精算するという仕組みになっています。濃厚でスムージーというよりは、けっこうしっかりとしたヨーグルトでした。でも冷たくてすごくおいしい!
In-Water Massageがあるプライベートエリアの近くに座れるポジションを見つけ、そこに座ってドリンクを飲みながらラグーンの景色を満喫しました。
シリカマスクでお肌すべすべ!
シリカマスクも無料でできます。マスクをもらいにMask Barへ。手にシリカをたっぷり乗せてもらい、自分で顔に塗ってパックします。
シリカマスクはひんやりしていて気持ちが良い。パックの時間はだいたい10分くらい。終えたら、ラグーンのお湯で洗い流すように言われました。
ミネラルたっぷり、お肌すべすべ! シリカマスクが売店で売られていたので買いたかったくらい。でも、お値段が高くて、旅行代にかなりお金がかかっていたので、ここはぐっと我慢。。日本では手に入れることのできないものなので、買ってもよかったかな?と今になってちょっぴり思いました。
滝行、スチームサウナ、サウナもある
ラグーンのエリアには、打たせ湯(どっちかというと滝行かな)、スチームサウナ、サウナもありました。私はスチームサウナに入りましたが、すぐに出てきちゃいました。だって、ラグーンに入っていた方が気持ちが良かったから。。
滝行のエリアは大人気で、一人しか入れないこともあってか、欧米人の人たちでにぎわっていました。
チェックアウト後はフードコートへ
レストランは美味しいと評判だったのですが、一人だったこともあって、チェックアウト後にフードコートでサンドイッチをドリンクを買って食べました。
待ち合わせにも使われているせいか、椅子やテーブルは人でいっぱい。席を確保するのも大変でしたが、ちょうど、ラグーンを眺められるエリアのテーブルがタイミングよく空いたので、そこに座っていただきました。
バスでレイキャビクまで
楽しかったブルーラグーン。ここはアイスランド旅行に絶対に欠かせないエリアだと断言します!名残惜しいけど、予約しておいたバスでレイキャビクに戻ります。
バスはGuide to Icelandで往復分、予約しました。
行きのチケットはノーザンライトインに行くときに使いました。事前にノーザンライトインへの行き方を考えていたとき、このバスを利用して、ブルーラグーンでおろされるので、ホテルの人に迎えに来てもらおうと思っていました。
ですが、Guide to Icelandの方に「ノーザンライトインで下してくれませんか?とドライバに聞いてみて下さい。
ドライバー次第ですが、たいていはおろしてくれますので。。」とアドバイスをいただきました。
結果としては、ちゃんとホテルの前でおろしてくれたので、優しい女性ドライバーさんでよかったと思いました。
レイキャビクに滞在している間にブルーラグーンに行く場合、1時間に1本はバスが出ていますし、けっこう遅い時間まで運行しているので、思う存分楽しめると思います!
アイスランドに行ったら、必ずブルーラグーンに行ってみてください。露天風呂はとっても気持がいいし、なにより日本ではこんなに広い露天風呂はないと思います。お値段はかなり高いですが、その分満足度の高い施設であることは間違いありません。
この旅の行程やどのように予約をしたのかをまとめているサイトはこちらです。