こんにちは、にこ(@TravelerSmiley)です。
アイスランドの旅行で欠かすことのできない「ゴールデンサークル」ツアー。レイキャビクからも多くのツアー会社が催行しています。
今回、旅の行程で、Northern Light Inn (ノーザンライトイン)発着のツアーがあることを知ったので、ホテルに予約していただいたゴールデンサークルツアーに参加してきました。
ノーザンライトインでの滞在中、オーロラが出ない日中の行動を検討していたところ、ホテル発着のツアーがあることをホテルのfacebookを見て知りました。
ホテルにメールで問い合わせをして、ツアーの予約をしてもらいました。
ノーザンライトインでいろいろなツアーを予約することができることを教えてくれました。
その多くはホテルでピックアップしてくれるけど、帰りの送迎はレイキャビクまでというツアー会社のもので自力でホテルまで移動する必要があるものが多かったです。
「ホテルピックアップ・ドロップオフのツアーもある」と合わせてと教えてくれました。
自力で戻る必要ないのでそれが一番いいと思い、その中からゴールデンサークルツアーの予約をリクエストしました。
ホテル側で予約できるとのことだったので、予約してもらいました。
私が参加したのはtravice社と言うローカル旅行会社のツアーでした。
ツアー代金の支払いは「ホテル代金と一緒に現地精算でOK」と連絡を受けたので、後払いでした。
ツアーに参加するためのバウチャーもホテルにチェックインする際に受け取りました。
ツアー代金は10,500ISKで、だいたい日本円で1万円でした。
アイスランドの現地ツアーは英語ツアー
アイスランドの公用語はアイスランド語です。
しかし、アイスランド人は英語もちゃんと話せます。
アイスランドは外国人向けにはほとんど英語のツアーしかありませんので、やっぱり英語力があった方が楽しめます。
日本語の音声ガイドを用意してくれている会社もありますので、レイキャビクから参加する場合は、VELTRA(ベルトラ)で探してみてください。
いざ、ゴールデンサークルツアーへ!
9時過ぎにピックアップのバスが到着し、ツアーがスタート。
私が最後のピックアップメンバーでした。
小型バスでしたが、参加者が全部で6人とこじんまりと、バスもかなりゆったりしていてよかったです。
参加者は、欧米人の老夫婦、子連れのラテン系親子3人、そして日本人の私、計6人。
ツアーの途中、ガイドさんに出身はどこ?と聞かれ、Japanと答えると、“Oh,Japan!?”と言われました。
アイスランドを訪れる日本人はまだまだ少ないのだと思いました。
黒い砂浜の海辺で小休止
喫煙者もいたことから、けっこう小休止が多かったようにも思いました。最初の休憩は黒い砂浜の海辺でした。こじんまりとした海辺で、本当に砂が真っ黒!
南部ツアーで訪れる場所とは違うけど、ガイドさんが「真っ黒い砂浜のビーチに行ける」と車内で言っていたので、10分くらいの小休止だったけどさくっと見に行くことができました。
Faxi(ファクシ)Waterfall
そしてそして、さらにガイドさんがすごくお気に入りの滝が見える絶景の場所だと言って立ち寄ってくれたのは、「Faxi(ファクシ)」という名前の滝。
ここ、すごく素敵でした。ツアー概要に記述のなかった景色を見ることができてうれしい!見晴し台があって写真が撮れました。ここも15分の小休止でした。
ゲイシールエリア
続いて到着したのは、ゲイシール。間欠泉で有名なゴールデンサークルツアーの目玉の1つ。ここは1時間の観光時間がありました。
ゲイシール間欠泉はもうほとんど活動をしていないそうで、その手前にある間欠泉「Strokkur(ストロックル)」はだいたい5分〜10分くらいに1回は吹き上がるのでそこで待機。
まずは、静止画で。こんな感じでいきなり吹き上がるので、音にびっくりして若干カメラがぶれる(苦笑)
動画はYouTubeチャンネルにアップしたので、こちらでどうぞ。※音量注意
Gullfoss(グルフォスの滝)
次に向かったのは、「Gullfoss(グルフォス)」という滝。別名「Golden Waterfall(黄金の滝)」。
ここは、階段上部でバスを降りて、滝を上から見てから、中腹のあたりまで階段で降りることができきます。バスはその階段を降りたところで待機してくれていて、効率がよかったです。滝を近くから見ることができるようになっていて、滝のしぶきが太陽の光でキラキラしていました。
このダイナミックな滝!! 滝が好きな私にとって、たまらない絶景! 最高でした。
アイスランドの馬たち
ガイドさんが「アイスランドホースを近くで見たいかい?」と聞いてきました。
お子様が一人いたこともあり、満場一致で馬のいるところに立ち寄ることになりました。
背の低い、毛の長い、がっしりとしたお馬さんたちがいました。
現金を持っていなかったので「ホースキャンディー(馬の餌)」を買うことはできなかったのですが、写真はしっかり撮ってきました。
ガイドさんが「アイスランドホースはよくポニーだと言われるが、これはポニーじゃなくて馬なんだ!」と力説していました。
決して、「ポニー」なんて言ってはいけませんね。
ツアーに参加していた人が「アイスランドホースのホースレースはあるのか?」という質問をしていましたが「ホースレースは行っていない」ということでした。
レース用の馬っていう感じじゃないし納得。
アイスランドでのツアーを探していたときにに、乗馬ができるツアーも目にしていました。次回、もうちょっと暖かい時期に行けたら、乗馬もしてみたいなぁと思いました。
アイスランド女性を口説くならアイスクリーム!?
次にガイドさんが「とっておきの秘密の場所」と言ってた場所に到着。
それはアイスクリームやさんでした。牛さんたちが近くにいて、生まれたばかりの仔牛ちゃんともご対面。
「ここのアイスクリームはすごく美味しい!」とガイドさん一押しのお店でした。
このショップの名前は、”EFSTIDALUR Ⅱ”で、レストランも併設しているようでした。
ここに到着する前に、ガイドさんがこんな話をしてくれました。
「アイスランド人はみんなアイスクリームが大好きなんだ。ある日、奥さんに花を買って帰った日、さして反応がなかった。そして別の日に仕事を終えて、アイスクリームを買って帰ったら“Oh Darling!!!”と言ってものすごく喜んでくれた。」と。
男性の皆さま、もしもアイスランドの女性を口説くなら、アイスクリームをご馳走したりプレゼントするのがよいみたいですよー!
ここで私もアイスクリームをいただきました。色が似てますが、ホワイトチョコレートとココナッツ味をチョイスしました。
濃厚で美味しい!! けっこうたっぷりよそってくれますので、ゲイシールで昼ごはん抜きで観光していた私にとってお腹を満たしてくれるものになりました。
Þingvellir (Thingvellir) National Park シンクヴェトリル国立公園
朝から天気がぐずっては晴れてを繰り返していたのですが、ここへきて雲が厚くなってきました。
屋外にいるときは雨がやんでいるという繰り返しで、ガイド兼ドライバーさんは大変だったと思いますが私たち観光客にとってはラッキーな天気でした。
ここでは滝を見てきてバスに戻るようにと言われました。ユーラシアプレートと北米プレートの境目がある場所のはず。。
滝を見た後でガイドさんがバスをその地点近くに停めようとしたのですが、何らかの事情で停めることができなくて境目を見ることはできませんでした。。
うーん、残念すぎる。なにやらロープが張られていて、巡回車のようなものがとまっていて、アイスランド語でそこにいた人と話をしていました。
どうやら規制されていたようです。若干の心残りがあった方が、またアイスランドに行く口実になるので、よしとしましょうか(苦笑)
一通りの観光を終えて車はノーザンライトインのあるグリンダヴィークに向かいました。
だんだん街が近付いてきて、Costocoもありましたし、IKEAもありました。
アイスランド人もCostocoでのショッピングが大好きで、ガイドさんも「Costocoは最高だ!」と言ってました。
物価(税金)の高いアイスランドでは、Costocoは盛況らしいです。
空港の免税店も確かに大賑わいなので、やっぱり少しでも安く物を手に入れたいと思うものですよね。
アイスランド航空のキャビンクルーやパイロットもこの免税店でビールやウォッカなどの普通に買うと高いアルコールなどを買って帰るくらいですからね。
ツアーも大詰め。小さな洞窟のある場所で、喫煙用の?小休止をはさみました。
こんな風景が広がっていました。16:20くらいにホテル、ノーザンライトインに到着。ガイドさんと握手をしてお礼を述べ、ツアーは無事に終了しました。
まとめ
- 小型バスの少人数のツアーがおすすめ
レイキャビクからのツアーは大型バスでのツアーが多いと思います。見どころが多いとバスの乗り降りだけでも大変なので、ゴールデンサークルツアーに行くならば、今回私が参加したような小型バスのツアーがおすすめです。
少人数だと小回りもきくので、ガイドさんが時間の許す限りいろいろな配慮をしてくれると思います。
- 出発時間を確認して、時間は守ること
アイスランドは時間を守る国だと思いました。なので、出発時間を告げられたらそれまでにはちゃんと戻るようにした方がいいです。
- 英語ツアーが不安ならば、音声ガイドつきツアーを選ぼう
英語ツアーが不安な方は、音声ガイド付きのツアーに参加することをおすすめします。ゴールデンサークルツアーは、ローカルの会社ではたいてい開催していますので、VELTRAで「日本語音声ガイド付き」ツアーを申し込むのがよいと思います。
日本語対応をしている日が1日だけあるツアーもありました。レイキャビク発着のツアーでしか取扱いがないのでご注意ください。ただし、出発時間はガイドさんから英語で告げられるので、そこだけは要注意です。
次回は夏の時期に訪れて、乗馬体験したり、大陸の割れ目でシュノーケリングしたりするツアーもあるのでダイナミックな自然を満喫したいなぁと思いました。
次回の記事ではブルーラグーンでの様子を紹介したいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
執筆者:Smiley Travlerにこ(@TravelerSmiley)