こんにちは、にこ(@TravelerSmiley)です。
この記事では、アイスランド滞在時に参加した2つの日帰りツアーについて紹介します。
- アイスランド南部にある氷河湖
- 西部のスナイフェルスネース半島をぐるっと一周するツアー
この2つのツアーは日本から事前にVELTRA(ベルトラ)で予約をしていきました。ピックアップも時間通りに来ました。どちらもおすすめできるツアーです。
アイスランド南部 氷河湖日帰りツアー
南部方面のツアーは10月11日(木)に参加してきました。この日は朝からあまり天気がよくなくて、予報は雨の予報でした。
催行会社は、空港送迎の会社と同じ、”GLAY LINE”という会社のツアーでした。
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖まで行って戻ってくるという感じで、途中休憩をはさみながら、往路と復路に1か所ずつ滝を見に行く、というもの。ほぼ、車中で移動時間が長いツアーです。7:30ピックアップ、ホテルに戻ってきたのは23:00くらいという長い日帰りツアーでした。
冬の時期なら国立公園の氷の洞窟も立ち寄るのだと思いますが、私が参加した10月は立ち寄りませんでした。
スコーガフォス(Skógafoss)の滝
あいにくの空模様でしたが、ここの滝もダイナミックでした!近くに行くと飛沫がすごい。
動画でダイナミックなスコーガフォスをどうぞご覧ください。崖に羊さんたちがいますので、探してみてください。そんな高いところにいて大丈夫?と心配になってしまう。
滝の近くまで行くなら、雨具必須です。
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖
ここは1時間20分ほど観光時間がありました。到着してあまりのアイスバーグの青さに驚いたので、雨が心配だったけどボートツアーに参加することにしました。
水陸両用ボートに乗り込み、ボートが氷河湖に入った途端、雨が降り出しました。もう引き返せない(苦笑)
ガイドさんは雨に打たれながら、必死に説明をしてくれました。
この氷河湖、どんどん大きくなっているのだそう。理由は地球温暖化。長い年月をかけて密度が高くなった氷は赤い光を吸収し、青い光を反射するので青く見えるのです。
手に氷を持ってきて見せてくれました。この透明な氷の塊。純度が高くてとってもキレイでした。
セリャラントスフォス(Seljalandsfoss)
セリャラントスフォスに到着したのは20:00を過ぎていました。この滝は滝の裏側に行けることで有名なのですが、ライトアップされていましたが、さすがに足元は真っ暗で裏側に行くことはできませんでした。
たぶん、9月中旬くらいまでなら、行けるのでしょうが10月に入るともうこの時間では周囲は真っ暗です。
最後に休憩を1回はさみ、レイキャビクに戻ってきました。
日帰りだと移動が長いので、南部にそのまま滞在する人はそこで降ろしてもらっていました。日帰り以外のツアースタイルもあるみたいでした。
アイスランド西部、スナイフェルスネース半島日帰りツアー
このツアーは南部ツアー参加の翌日、10月12日に参加しました。
この日もピックアップはアパート前に7:30。薄曇りでしたが、雨は避けられそうで一安心のお天気模様。
大型バスに乗り換えて、アイスランド西部のスナイフェルスネース半島をぐるっと一周するというツアー。
ツアー紹介の写真で見て、海の景色や滝、そして有名なKirkjufell Mountainを眺めるというのんびりと回ることのできるツアールートでした。
南部ほど遠くはないので、だいたい19時くらいにはレイキャビクに戻る工程でした。
Bjarnarfoss(写真ストップ)
虹のかかった滝をみることができました。写真撮影のためだけのストップですが、駐車場が広々としていて思い思いに写真を撮りました。
アイスランドは、滝が多い!
Ytri Tunga Beachでアザラシではなく羊に出会う
ここはアザラシのコロニーになっているところのようでしたが、残念ながら波が強くていなかったんです。ところが、ビーチに羊さんがいましたよ。
Arnarstapi(アルトナルスターピ)
ここは海外沿いの小さな漁村で、高台から荒々しい海の景色を見ることができます。独特な形の岩。浸食された岩がとても特徴的な場所でした。この景色はよく西部方面ツアーの写真にもなっています。しかも、この日は風が強くて、特に波がたってました。
広い遊歩道を歩きながら、自然を満喫してきました。
ここでランチ休憩もはさみ、久々にバーガーを食べました!お肉がジューシーで美味しかったけど、時間があまりなくてけっこうな早食いランチとなりました。
ヴァッツヘトリル洞窟探検
ヴァッツヘトリルはアイスランド語で「水の洞窟」という意味らしいです。専任ガイドさんとヘルメットに一人ひとりに手渡されたライトを持って見学します。
ここが入り口です。
らせん階段を下り、洞窟探検スタート。
一番奥まで到着すると、ガイドさんがこう言いました。
「すべてのライトを消して、真っ暗の中でこの洞窟内にしたたる水の音だけを楽しんでみよう。“Dancer in the dark”の世界だよ!」と。
ビョークはアイスランド出身のシンガーで、この映画の主演でしたからね。。ガイドさん、ナイスな提案!
#この映画、もちろん上映されたときに見ました。かなりラストがショッキングだったけど。。
ライトを消して目を開いていても真っ暗闇の世界になりました。
静寂な洞窟の中で水の滴る音だけが小刻みにリズムを奏でる。
普段、電気のある生活をしている私たちにとって、この真っ暗闇でポツリ、ポツリと水滴の音だけしかしない世界に身を置くことは皆無に等しい。とても貴重な経験でした。
ガイドさんが「では、地上へ戻ろうか」と言って、みんなライトをつけて来た道を戻り、らせん階段を上り出ました。
Djúpalónssandur(デューパロンサンドゥル)ビーチ
ここのビーチの石がすべてまるい小石でできているのが特徴的なビーチです。この石、けっこう重いらしいです。
ビーチも浸食で岩がここも特徴的でした。
スナイフェルスネース半島をドライブ
半島の北側をドライブしながら、海岸線や山の景色を楽しむことができました。そして、グルンダルフィヨルズ村に入りました。
よくアイスランドの風景の写真に登場するKirkjufell mountain(カークワフェル山)が見えてきました!
本当は近くにある滝と一緒に写真を撮りたかったのだけど、バスが止まった場所はちょっと違う場所でした。
見る方角によって山の形が違うので、滝と一緒に写っていたガイドブックの写真とは、違う写真が撮れました。
この村のカフェでお手洗い休憩とお茶休憩をとりました。EMIL CAFÉというとてもかわいいカフェでした。
次回、この街に泊まってみたいなぁと思いました。ここでオーロラを見ることができたら最高だなぁって。とても素敵な写真が撮れる景色が広がっていました。
この休憩を最後にレイキャビクまで走り、ホテル近くのバス停まで送ってもらって解散。
ガイドさんはとても優しいダンディーな方で、バスを降りる際に「ありがとう!」と伝えたら、ガイドさんも「ありがとう」と言ってくれました。
まとめ
南部のツアーは、ほとんどがバスでの移動なので、ダイナミックな景色を見ることができますが、移動が本当に長いので自ずと眠時間が確保できちゃいます。
西部のツアーは、ゴールデンサークルのようなダイナミックな間欠泉や大きな滝といった派手さはないのですが、アイスランドのとってものどかな風景を満喫することができます。
私は個人的にこの西部ツアー、とっても楽しむことができました。
ガイドさんが歴史の話もしてくれましたし、東西冷戦時代、このアイスランドの西側エリアは、アメリカ軍の重要な基地を担っていたことも知りました。
日本の歴史ではアイスランドのことは学びませんでしたから。。
ケフラビーク国際空港が、かつて米軍基地だったとは、知らなかったです。
そして、漁業が盛んなこの西側エリアでは、タラを干したものが欧州にけっこう流通したそうな。
日本で予約したアイスランドのツアーは予定通りすべて参加できました。
すべてが英語ガイドツアーだったので「もうちょっと英語力があればなぁ。。」といつものように海外旅行をすると痛感して帰ってきます。
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今回のアイスランド旅行ではオーロラ観測もしてきました。こちらの記事で紹介しています。
ゴールデンサークルツアーのツアーの様子はこちらから。
ブルーラグーンの様子はこちらから。
以上、アイスランドで参加した2つの日帰りツアーの体験記でした。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
執筆者:Smiley Travlerにこ(@TravelerSmiley)