マイルを有効活用して発券したシドニー行きの航空券を使い、お盆休みにオーストラリアへ旅行してきました。行先はシドニーとウルル(エアーズロック)で、砂漠地帯に広がる先住民族の聖地、エアーズロックを満喫する旅ができました。
この記事では、日本とオーストラリア間で利用したANAの羽田=シドニー路線、ビジネスクラスの搭乗記を綴りたいと思います。
目次
マイル有効活用!ANA 羽田=シドニー ビジネスクラス搭乗に成功!
今回、プレミアムエコノミークラスのチケットをビジネスクラスにアップグレードすることに成功しました。
この記事では、以下の内容をご紹介します。
- ビジネスクラスのチケットを23,000円ほどの支払いで手配した方法
- ビジネスクラス搭乗レポート
- ラウンジの利用レポート
プレミアムエコノミーのチケットを手配
5月の時点でANAマイルを12万マイル保有していました。
- 4万マイルをハワイ路線の特典航空券予約に利用
- 8万マイルをスカイコインに交換し、136,000スカイコインに
プレミアム会員は5万マイル以上交換する場合、1.7倍のスカイコインに交換してもらえます。
2019年度のダイヤモンドメンバーが選択式でプレゼントを獲得できるサービスがあり、その際に60,000コインを選んですでに手にしていました。それと合わせて、196,000コインになりました。
チケット代金:219,060円(羽田-シドニーのプレミアムエコノミークラス往復)
スカイコイン196,000コインを使い、不足分の23,060円はANAカードで支払いました。
この時点でプレミアムエコノミークラスのチケット手配が完了です。
プレミアムエコノミーからビジネスクラスへアップグレード
プレミアムエコノミーはアップグレード対象の予約クラスを選んだので、すぐにアップグレードの申し込みをしました。
アップグレード申請をする場合、2つの方法があります。
- マイルを使ってアップグレード申請する
- アップグレードポイントを使ってアップグレード申請する
マイルは使い道がたくさんありますが、アップグレードポイントは座席のアップグレードをするかスカイコインに交換するしか使い道がありません。(1アップグレードポイント=1,000スカイコインの価値)
保有していた44ポイントを規定のポイント数である片道10ポイントずつ使って、座席のアップグレード申し込みをしました。
羽田→シドニー便は、空席があったのですぐにアップグレードポイントが減算されてビジネスクラスにアップグレードすることができ、座席もすぐに指定しました。
シドニー→羽田便は、搭乗の1か月前くらいにアップグレードができたとメールで通知をもらいましたのでまたそのときに座席指定を済ませ、無事に往復ともにビジネスクラスの搭乗が確定しました。
来年度もダイヤモンドメンバーを目指しているので、チケットを購入することでマイルもプレミアムポイントも貯まるので、今回はこのようにマイルとアップグレードポイントを活用してビジネスクラスのチケットを入手しました。
ビジネスクラス搭乗へ
機材はボーイング787で、スタッカードのフルフラットシートです。旅にでるときってわくわくします。飛行機も好きなので、飛行機に乗るとテンションがあがります。
羽田→シドニー
往路は2Kという座席を指定しました。22:50発なので、だいぶ遅い時間です。
搭乗すると、担当の方が挨拶しに来てくださり、オレンジジュースとGOLD TRACKという入国時に優先して利用できるレーンのパスをいただきました。
続いてチーフパーサーの方もご挨拶しに来てくれました。ダイヤモンドメンバーは、国際線搭乗時にチーフパーサーの方が必ずご挨拶しに来てくれるようです。
ひょっとしたら、ビジネスクラス搭乗時だけかもしれませんが、1月にクアラルンプールへビジネスクラスで搭乗したときも、ご挨拶しに来てくれました。
いよいよ、シドニーに向けて出発です。
離陸後、しばらくすると機内食のサーブが始まりました。
こちらが羽田発の機内食メニューです。
往路は和食をチョイスしました。ダイニングhでハンバーグを食べてしまったので、洋食メニューとかぶっていたからです。
前菜の彩りがすごく綺麗です。ちょっとずついろいろなものをいただけるのが嬉しいです。
こちらはメインです。おなかもいっぱいだったので、ご飯は数口いただく程度にして、あとはおいしくいただきました。
機内エンターテイメントでは、ドラマを全部見ちゃいました。3年A組が全11回分あり、見ていなかったので見始めたら、続きが気になって気になって、ずっと見続けてしまいました。
到着前の朝食には洋食をチョイス。
鶏もも肉のグリルとフェットチーネのカルボナーラ、ポーチドエッグ添えです。
機内が暗かったので、写真も暗くてすみません。濃厚な味わいで、ポーチドエッグが入っていたので、さらに濃厚さを増したと思います。美味しかったです!
このまま到着まで外を眺めていました。島がたくさん。
そして、シドニー国際空港に定刻に到着しました。冬のシドニーに到着しました。
シドニー→羽田
同じくボーイング787の機材で、帰りの便は3Aという席を指定しました。
こちらが帰国便のメニューです。機内食はランチでオージービーフのステーキをいただいたので、洋食をチョイスしてサーモンのグリルをいただくことにしました。
ワントレイでディナーが提供されました。
前菜は生ハム、エビ、そしてチキンレバーのパテです。
オーストラリアのサーモン、肉厚ですごく美味しい。CAさんが、おすすめしてくれた洋食にして正解でした。
パンも暖かくて、美味しかったですよ。
デザートはティラミスでした。
おまけにハーゲンダッツのバニラアイスもコーヒーと一緒に欲張りました。ハーゲンダッツのアイス、大好きなんです。
帰国後、羽田から職場にむかって終日仕事をする予定だったので、食事をいただいた後はすぐに眠りました。
横になれるとある程度は睡眠がとれるので、翌日そのまま仕事だとしてもビジネスクラスを利用できれば乗り切れると思いました。
着陸90分前に機内アナウンスがあり、照明もつきました。そのタイミングで目が覚めて、朝食を頼みました。
メニューには、朝食で食べたいものをあらかじめオーダーしておくことができて、時間指定もできるのですが、それをせずに眠ってしまいました。
目が覚めたタイミングで、まだ作れるものが何かを聞いて、朝食をオーダーしました。
味噌ラーメンをオーダーしている人が多かったようですが、以前、いただいたことがあったので、今回はクロックムッシュにしてみました。
チーズの味が濃厚で、なかなかいいお味でした。コーヒーもいただいて、目も覚めました。
定刻より少し早く羽田空港に到着し、今回のフライトを終えました。
羽田空港のシャワールーム ビジネスクラス搭乗者は無料
仕事に向かう前にシャワーを浴びたくて、シャワールームを利用することにしました。
ANAかJALのビジネスクラスを利用した人は、搭乗券を見せることでシャワールームを無料で利用することができます。
10分くらいで順番が回ってきましたので、30分間でシャワーと身支度を済ませました。
深夜便で到着するビジネスマンが多いこともあって、利用者がすごく多いです。私が利用し終わって鍵を返却するときに、すでにたくさんの人が待っていました。すごくニーズがあるのだなと思いました。
ビジネスクラスのアメニティ
今回いただいたアメニティの中身を紹介したいと思います。往路と復路で違うデザインのものがいただけたのが嬉しいです。
中身は以下の物が入っていました。
- 雪肌精の基礎化粧品
- イヤープラグ
- アイマスク
- 歯ブラシ
昨年は英国ブランドのニールズヤードだったと思いますが、今年度は日本のブランド、雪肌精になったようです。
ラウンジの利用
搭乗前に利用したラウンジについて紹介します。
羽田空港国際線ターミナル ANA SUITE LOUNGE
ダイヤモンドメンバーは、エコノミークラスの搭乗だとしても、SUITE LOUNGEを利用することができます。
シャワー(30分待ち)を利用してから、ダイニングh(80分待ち)を利用しました。
ダイニングを利用したかったので、おなかが空いていましたが我慢して、ドリンクだけいただいていました。
シャワー利用の呼び出しがかかったので、まずはシャワーをさくっと浴びました。
シャワー室はエアコンがしっかり効いているので、シャワーを浴びても汗だくになるなんてことはありません。以前はPOLAのお持ち帰りできるアメニティが備え付けられていましたが、そういうのはなくなったようで、備え付けのバスアメニティのみになっていました。
それでも、深夜便搭乗前にシャワーを浴びることができるのですから、特に夏の暑い季節なのでありがたいことです。
ダイソンのヘアードライヤーもあり、シャンプーしてもちゃんと乾かせます。
シャワーの後、しばらくするとダイニングからお呼びがかかり「ダイニングh」に向かいました。
まず、大好きなジンジャーエールとビュッフェエリアから前菜を少しいただきました。
こちらでは、チーズハンバーグをいただきました。パンをつけてもらいました。チーズハンバーグ、めちゃくちゃ美味しかったです。
そしてデザートに数量限定のパフェをいただきました。
どれもおいしくて、ダイニングが使える幸せ。ダイヤモンドメンバーはやっぱり素晴らしいです。
スターアライアンス系列の航空券、エコノミークラス搭乗だったとしても、ダイヤモンドメンバーとダブルミリオンマイラーの方はラウンジでダイニングを利用できるのですから、羽田から深夜便を利用する際は、利用したいものです。
ニュージーランド航空のラウンジ
シドニーから出発時には、ニュージーランド航空のラウンジを利用しました。
2年前も利用したのですが、今回はプライオリティパスで食事をいただいたので、シャワーのみ利用しました。
シャワーは待つことなく、すぐに利用することができました。ニュージーランドのブランド「Aesop」のバスアメニティが備え付けで用意されていて、タオルもドライヤーもあるので、さくっとシャワーを浴びることができます。
シドニー空港でプライオリティパスで利用したレストランの様子については、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
ANAのシドニー路線のビジネスクラスは普通に購入すると、最低でも35万円はします。マイルとスカイコインをうまく活用することで実費がなんと23,000円ほどでしたので、マイルを貯めると本当に豊かに旅行ができるものだと改めて感じました。
ANAはマイルで航空券を予約するのがけっこう難しいので、希望便を確実に予約するためにスカイコインに交換するというやり方もあるということを知っておくとよいでしょう。
シドニー線は往復ともに深夜便なので、夕食はワントレイで提供され、比較的軽めの内容になっていると思います。おなかが空いていれば、ほかにもラーメンや軽食類などがちゃんと用意されています。夕食をいただいたあとですぐにラーメンをオーダーしている人もいましたし、遠慮なく、オーダーしていいと思います。
ビジネスクラスに搭乗時はラウンジが利用できるので、早めに行くとよいと思います。特に、往路で利用できるANA LOUNGEにもシャワーがありますが、夏休みの時期は大激戦で、待ち時間がものすごく長くなります。到着ロビーにあるシャワーを事前に利用してからラウンジではのんびり過ごすというのも検討しておくとよいかもしれません。
また、ANAのビジネスクラスを利用したいです。日本の航空会社便に乗ると特に帰国時はホッとするのは私だけでしょうか?
ちなみに、私がマイルを貯めるために活用しているのは、ANAカードの「ソラチカカード」というものです。
このソラチカカードを持っているだけで、ポイントサイトで貯めたポイントを81%という高い還元率で毎月最大18,000ANAマイルに交換することができます。
マイルを貯める方法はこれに限ったことではないのですが、ビジネスクラス往復したって貯めることのできないマイル数ですから、飛行機に乗らずに定期的にマイルを獲得できるので、手放せません。
ソラチカカードのお得な入会キャンペーンはこちらの記事で紹介しています。飛行機に乗らずにマイルを貯める生活、トライしてみてください。
以上、ANA羽田=シドニー路線 ビジネスクラス搭乗記でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。